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AGA治療と聞いて、尻込みしていませんか？
AGAを治療、または診断してもらうためにクリニックや病院へ行くのに少し勇気がいるかと思います。みなさんそうです！
AGAという言葉がもしかしたら少しマイナスなイメージだからかもしれません。
しかしAGAは決してネガティブな言葉でも、事柄でもありません。
実に多くの人がAGAになっている一般的な病気です。
ここではAGA治療に踏み切ったらどういう治療を行うのか、少し見てみましょう。
実はとてもシンプルな治療しかしていないのです。
目次
AGAは病気
AGAというのは男性の進行性の疾患なので実は病気です。
一口にハゲと言ってもAGAはちゃんと病気です。
このAGAは遺伝とホルモンで８割決まると言われています。
もしあなたの母方の祖父が禿げていたら、どんなに髪の毛を痛めつける行為、例えばブリーチなどをしていようがいまいがAGAを発症する可能性が高いと言われています。
これはあくまでも可能性の話であって、必ずしも発症するとは限りません。
ただし、髪の毛が薄くなった状態の時にブリーチすると頭皮環境や髪の毛には悪影響なので良くありません。
またAGAだと本人が気づくまでに少なくとも５年はかかると言われています。
これは人が髪の毛が少ないと感じるのが、結局のところ密度が９０%になっても80%になっても見た目が変わらないから気がつかないことが多いのです。
60%になってようやく本人が自覚すると言われています。
普段から髪の毛や頭皮に注意を向けている人ならもしかしたらもっと早い段階で気づくかもしれません。
AGAをあまり気にしていない人は、気づかないが故にある日突然薄毛だと思うわけです。
AGA治療の完治はあるの？
基本的にAGA治療というのは命に関わる病気ではありません。
例えば命に関わる病気で治療をする場合は保険適用があり、ご自身では３割負担です。
生命に関わるような一般の病気ですと医師の方が薬を選んで患者が比較的、その薬や症状がなんなのか訳のわからないまま治療が進められて行くのですが（必ずしもそうではない）、しかし命に関わることなので、自分では実感がなかったとしてもデータが改善されてきたら完治した。という形だと思うのですが、
AGA治療の場合は逆で、患者側が「こうしたい」「ああしたい」という意見を医師が聞いてから治療を行うので、予防をしたいのか治療をしたいのかでも、大きく進め方や薬の種類も変わってきます。
そして完治、という言葉がなく、自分がどれだけAGA治療を行なった上で満足するかで治療が成功したと言えるでしょう。
AGA治療で使われる薬と予防薬
予防となると一般的な薬の種類は２種類で、①抜け毛を抑制するデュタステリド②髪の毛に栄養を与えるサプリメントです。
AGA治療をするとなると上記の２つに加えて、AGAで薄毛になった髪の毛を生やしてくれる、③発毛力を高める薬のミノキシジルと④抗生物質のシャンプーで頭皮の常在菌のバランスを整えて抜け毛の原因となるDHTの抑制をします。
この４種類の合わせ技でAGAの治療を行なって行くのですが、予防だけで良いとなると抜け毛抑制のデュタステリドとサプリメントだけです。これは完全なる治療というわけではなく、抜け毛をしないための基礎となる力をサポートする役割と考えて良いでしょう。
実際の治療だとミノキシジルで発毛力を高めながら頭皮環境を抗生物質（シャンプー）で進めていき、サポーターとしてデュタステリドとサプリメントで補うというイメージです。
AGA治療に多く使われるミノキシジルやデュタステリドですが、副作用が稀に出ることがあります。
またデュタステリドは妊活に大きく影響するので、その影響のない範囲でAGA治療を行なっている人もたくさんいます。
またAGA初期の人や髪の毛が今現在生えている人の予防としてサプリメントを飲んでおくことはとても良いと医師は推奨しています。
AGA治療はクリニックですると安心
AGA治療で使われている上記の薬ですが、正直なところ個人輸入で買ってコストを抑えた方法もあります。しかし、もしあなたが薬に対しての副作用をお持ちなら自分で判断して投薬するのはとてもリスキーなことであり、尚且つとてつもない不安に襲われるでしょう。
薬によっては動悸を催す物もあるので自己判断は危険です。
クリニックでしたら相談もできるし、副作用の検査もできます。
AGAの治療方法はどこでも一緒？
正直なところAGAの治療法は皮膚科学会のAGA治療ガイドラインに沿って行う治療がほとんどなので一般治療に関してはどこのAGAクリニックや病院などで受けてもあまり大差はありません。
ただ、推奨度に合わせて治療をして行くのですが、その組み合わせが違う程度です。
あとはかかってくる費用が違います。
要は自分がどこに行きたいかを見極めるのがポイントとなってきそうです。
AGA治療の金額だけ重視したいのか、出会った医師の方針や人柄なのか、クリニックの雰囲気なのか、通いやすい立地なのかetc…選ぶクリニックは人それぞれです。
費用に差が大きくあると感じている方も中には多くいらっしゃると思います。
同じ薬なのになぜ費用にそこまで差が出てしまうのかというと、大手のクリニックなどだと薬を海外から大量発注できたりするので割と安価に患者に提供出来る場合があるようです。
値段に差があるので調べてみましょう。
しかし費用は少しするけれども、小さいクリニックだと医師が親身になって患者のAGAの症状と向き合ってくれるという利点が大いにあります。
場所によっては患者が不安になった場合にすぐに連絡が取れるAGAクリニクックもあるようで、これはAGAで悩んでいる患者の精神的な苦痛に、安心感をもたらしてくれるとても大事な治療の一環と言えるでしょう。
AGAだと判断されて実際に通うとなると、通うクリニックによっては費用は変わってはきますが、月額かかってくる治療費は薬代とサプリメント代です。
これだとおおよそ２万円も行かない、１万円少しです。（目安）
エレクトロポレーションで栄養補助を最大限に
AGA治療では薬だけでなくエレクトロポレーション治療と呼ばれるAGAの髪の毛に有効的なエッセンスを特殊電流を使って頭皮に浸透させるやり方もあります。
AGAの頭皮に効く有効成分を普通に塗っても１００％浸透するかというと、吸収できる量はとても限られています。これは肌に美容液を塗っても全ての成分が吸収してくれないのと似ています。
エレクトロポレーションはAGA治療に有効な成分を特殊なこの機械を使って最大限に染み込ませます。
クリニックや病院によって違いますが大体平均して１回６～７万円と、とても高額なAGA治療法です。
しかしAGA治療を始めたばかりの頃や他の塗り薬や飲み薬、サプリメントなどと並行して導入することで、より目に見えて結果が出やすいので、最初の方だけこのエレクトロポレーション治療をしてその後のやる気につながる、モチベーションアップになる火付け役として試してみるのは良いかもしれません。
実際AGAで長期に渡り治療をした人たちはAGA治療を始めた最初の１年間だけこの治療法を１か月に１回程度でしたという人が、髪の毛が生えたという多くの結果も出ています。
生えてきたのが実感できた時点で２～３か月に１回程度の頻度にしてもいいでしょう。
AGAに対する日常的な予防策はあるの？
AGAだとまだ自覚のない人でも普段からできる予防や対策はあるのでしょうか？
これには食べ物やバランスの取れた食生活は重要になってきます。
先ほどサプリメントも紹介はしましたが、日頃の食事が自分で出来る最も簡単でお金のかからない方法です。
もしAGAになってしまったら食事だけで防ぐことは難しいとも言われています。
髪の毛は人間の生存には必要のない物なので、身体の栄養分が回るのは後回しにされてしまいます。
ですからいくらバランスの取れた食事や髪の毛に良いとされているアミノ酸などを摂取してもなかなか髪の毛に移行しないのが現実です。
そして日頃からの頭皮マッサージはAGA予防にはとても良いことです。
ただしマッサージのやり方にもよります。
頭皮を強く叩いたり、ゴシゴシしたりするのは返って痛めてしまうので頭皮の下の方から頭頂部のつむじへ向かって手の指の腹を押し当てて骨を動かすイメージでマッサージして頭皮の血行をよくしてあげましょう。
血流を良くすることは頭皮にとても良いことです。
なのでタバコのニコチンが血行不良を引き起こしAGAにとっては不利になります。
まとめ
主にAGAの一般的な治療法、薬を使ってやるやり方だけをここでは紹介しましたが、AGA治療の多くは投薬で治ります。
料金はするけど美容師と綿密に話し合いながらヘアスタイルを決めるのか、１０００円カットで安いけど流れ作業的にカットを選択するのかのように、AGA治療でのクリニックは本当に個体差があります。
ぜひ自分にしっくりと来るAGAクリニックを選びましょう！