【AGA外用薬の種類・効果】代表的な外用薬の種類や副作用は?選び方や内服薬との違いも解説!

  • 2023年3月2日
  • 2023年3月2日
  • AGA
AGA

「髪の質感が変わったかも…」「何だか抜け毛が増えたような気がする…」など、自身の頭皮状態や髪に、日々変化を感じる方も多いのではないでしょうか?

そのように感じる方へ、AGA発症を疑い、適切な治療薬としてAGA外用薬の使用がおすすめです。

本記事では、薄毛治療に使用するAGA外用薬について以下の点を中心にご紹介します。

  • AGA外用薬の種類
  • AGA外用薬の効果
  • 代表的なAGA外用薬の種類
  • AGA外用薬治療のメリット
  • AGA外用薬の副作用
  • AGA外用薬の費用相場
  • AGA外用薬の選び方
  • AGA外用薬の未成年の使用について

薄毛の改善効果を期待できるAGA外用薬について正しく理解するためにもご参考いただけますと幸いです。ぜひ最後までお読みください。

aga治療
クリニック名 AGAスキンクリニック 湘南AGAクリニック ゴリラクリニック クリニックフォア イースト駅前クリニック
aga治療 フィナステリドジェネリック1mg
月3,700円
フィナステリド錠剤
月3,000円
フィナステリド
月6,600円
トライアル2,980円
ミノキシジル内服(海外製)
月8,140円
フィナステリド28錠
3,800円
クリニック数
(2023年2月時点)
全国57院 全国108院 全国22院 全国10院 全国31院
公式サイト PR
AGAスキンクリニック
公式HP
湘南AGAクリニック
公式HP
ゴリラクリニック
公式HP
クリニックフォア
公式HP
イースト駅前クリニック
公式HP

※aga治療は、自由診療のため保険適用外です。

AGA外用薬の種類

悩む男性の画像

AGA治療を行う際に用いられる処方薬には、内服薬以外に頭皮へ直接塗布することで有効成分を浸透させ、AGAの改善を促す外用薬があります。外用薬には「軟膏タイプ」と「リキッド・ローションタイプ」の2種類があります。

それぞれの外用薬がどのような特徴を持っているのか詳しくご紹介します。

種類①軟膏タイプ

AGA治療薬は、内服薬以外にも、頭皮の生え際などにしっかりと塗り込める軟膏タイプの外用薬があります。

軟膏タイプは、気になる薄毛の部位に直接塗布しても液垂れの心配なく使用できます。そのため、AGA外用薬として処方されることの多い薬のタイプです。

代表的な「ミノキシジル」外用薬があり、内服薬と同様、毛母細胞へ働きかけを行います。そして、効率よく発毛促進作用を促すほか、乱れたヘアサイクルを正常に戻し、健康な髪を育てる頭皮環境へと改善効果を期待できる治療薬です。

また、AGA発症部位に直接塗布できるので、内服薬よりも副作用が少ない傾向にあるなど、高い発毛効果が期待できる治療が受けられるでしょう。

種類②リキッド・ローションタイプ

AGA外用薬には軟膏タイプだけではなく、頭皮に塗り込むリキッド・ローションタイプの外用薬があります。

リキッド・ローションタイプの外用薬は、気になる頭皮箇所やAGA発症が疑われるところに直接塗り込んで使用します。液状になっているので、頭皮への浸透率が高いのが魅力です。

毎日正しく使用することで外用薬に含まれる有効成分が作用し、高い発毛促進効果を期待できるでしょう。

このようなことから、浸透率の高さが期待できるリキッド・ローションタイプの外用薬の使用もおすすめです。

AGA外用薬の効果とは

ランニングする男性画像

AGA外用薬を使用する際、頭皮へどのような効果が得られるのか、疑問に感じる方も少なくありません。

ここからは、実際にAGA外用薬を使用した際の、頭皮への効果について、以下に2点ご紹介します。

ひとつずつ詳しくみていきましょう。

効果①血流改善による育毛促進

AGA外用薬の代表的な薬剤に「ミノキシジル」があります。

ミノキシジルは、体毛を濃くさせる効果が確認されたことを受け、薄毛治療に用いられるようになりました。

ミノキシジル外用薬には頭皮への血流を良くし、髪の成長に必要な栄養素を毛乳頭細胞へ届けやすくする働きがあります。

また、毛包の活動を促進させ、健康な髪の育成や、新しい髪を生み出す発毛効果を実感できると言われています。

このように、AGA外用薬は育毛や発毛へと導くなど、髪に対してさまざまな健康効果を期待できると言えるでしょう。

効果②細胞分裂の活性化による発毛促進

わたしたちの髪は、ヘアサイクルと呼ばれる「成長期」「休止期」「退行期」の3つを経て、健康な髪を生み出しています。しかし、ホルモンの変化からAGAを発症した場合は、処方薬としてAGA外用薬を使用します。

AGA外用薬には毛母細胞の死滅を抑制させるとともに、ヘアサイクルを延長する働きのほか、毛乳頭を健康な状態へと導く作用があると言われています。

AGA外用薬には細胞分裂の活性化による発毛促進効果を期待できると言えるでしょう。

代表的なAGA外用薬の種類・特徴

清潔感ある男性の画像

ここからは、AGA治療に広く用いられている外用薬として、

  • ミノキシジル
  • ロゲイン
  • カルプロニウム塩化物外用液5%

3つの外用薬をご紹介します。

それぞれの外用薬が持つ特徴や効果について、ひとつずつ詳しくみていきましょう。

①ミノキシジル

「ミノキシジル」は、もともと血圧降下薬として処方されていました。

しかし、服用によって多毛症が多く見られたことを受け、厚生労働省から認可を受け、男性型脱毛症の治療薬として用いられるようになりました。

ミノキシジルは、頭皮に直接塗布して使用する外用薬以外に内服薬もあり、併用することでよりAGA治療に良い効果を期待できると言われています。なお、ミノキシジル外用薬は、頭皮へ塗布して使用することで有効成分が薄毛部分に効果的に作用し、血行促進や増毛のほか、発毛効果も期待できます。

このように、ミノキシジル外用薬を用いたAGA治療によって、さまざまな効果を実感できることが分かります。

ミノキシジル外用薬は液垂れしやすく、塗り方のコツをマスターするまでは、使用の際は注意しましょう。

②ロゲイン

「ロゲイン」は、アップルジョン社が販売する育毛剤として知られています。ロゲインには男性用と女性用があります。

主成分として男性用には5%を、女性用には2%のミノキシジルを配合しており、液状タイプとフォームタイプの2種類が展開されています。フォームタイプは液状タイプとは異なり液垂れしにくく、デイリーケアを行う際も使いやすい外用薬となっています。

ロゲインは毛細血管への血流を良くし、高い発毛効果を期待できる外用薬です。また、頭頂部や後頭部など血行促進効果が得られる分、発毛効果を実感しやすいと言われています。

しかし、生え際や側頭部の薄毛や抜け毛にはさまざまな要因があると考えられているため、AGAの改善効果は難しいとされています。

出典:ロゲインとは|ユナイテッドクリニック

③カルプロニウム塩化物外用液5%「CH」(アロビックス)

「カルプロニウム塩化物外用液5%「CH」(アロビックス)」は、AGAなど脱毛症をはじめ、乾性脂漏や尋常性白斑などの治療薬として使用される外用薬です。

また、本来は薄毛治療を行う際は自由診療となる治療法が多い中、カルプロニウム塩化物外用液は脱毛症の治療薬でも数少ない保険適用となります。そのため、長期継続して使用しやすい外用薬だと言えるでしょう。

カルプロニウム塩化物外用液5%には血管拡張作用があり、身体を巡る血液循環を良くすることで、頭皮への血行促進作用を促す効果を期待できます。それと同時に健康な髪を育てるために必要な栄養素を送り届けられるようになるでしょう。

また、血行促進や血流の改善が認められると、自然と毛母細胞の機能も正常となり、AGA改善を目指すことが可能です。

このようなことから、カルプロニウム塩化物外用液5%は、AGA治療薬として使用することをおすすめします。

AGA外用薬治療によるメリット

微笑む男性の画像

ここではAGA治療を行う際、外用薬を使用することによって、髪や頭皮をはじめ、身体にどのような作用があるか、以下に3点のメリットについてご紹介します。

それぞれ詳しくみていきましょう。

メリット①比較的副作用が軽度・少ない

AGA治療薬には外用薬のほかに内服薬があります。

内服薬は服用によって初期脱毛をはじめ、全身の多毛化のほか、人によっては動悸や息切れが起こったりむくみが生じたりすることがあります。一方、外用薬によるAGA治療は、頭皮へ直接有効成分を塗布し、浸透させられるため、高い発毛効果を期待できると言われています。

また、副作用も個人差はありますが、頭皮にかゆみや赤みが生じるほか、フケやかぶれが起こることもあります。しかし、内服薬とは異なり身体への副作用が軽度であり、少ない傾向にあるため、初めてAGA治療を行うという方でも始めやすい治療方法だと言えるでしょう。

メリット②直接症状があるところに塗布できる

AGA治療に外用薬を使用することで得られるメリットには、薄毛やAGAが進行している部位など直接症状があるところに薬剤を塗布できるという点が挙げられます。

薄毛が気になるところにダイレクトにアプローチができる分、納得の治療が受けられることをメリットに感じる方も多い傾向にあります。

外用薬には頭皮への血液循環を良くするほか、髪の育成に必要な有効成分を直接毛母細胞へ届けられるため、強く健康な髪が育つ環境を整えられる点が魅力です。そのため、気になる部位を集中的にケアできるなど、外用薬を使用したAGA治療にも高い治療効果を期待できると言えるでしょう。

メリット③市販されているので試しやすい

AGA治療薬に用いられる外用薬には「ミノキシジル」外用薬があります。

ミノキシジル外用薬はドラッグストアなどでも市販されているため手に入れやすく、手軽にセルフケアを行えるという点がメリットです。デリケートな薄毛に悩む方にとって、専門クリニックを受診することを躊躇する方も少なくありません。

クリニックに行く前に気になる部位に外用薬を使用できるので、どれほどの治療効果があるのかを試しやすいという魅力もあります。

AGA外用薬の主な副作用

思い悩む男性の画像

AGA外用薬を使用した際の主な副作用には、薄毛やAGA発症部位に外用薬を塗布したことによる皮膚のかゆみやかぶれなどの炎症が多く挙げられています。

また、頭皮への刺激によって塗布した部位に乾燥が起こりフケの発生につながるなど、アレルギー反応がみられることもあるでしょう。ヘアサイクルを正常な状態へと導くための初期脱毛が起こるなど、頭皮環境改善のための症状が現れる場合もあります。

個人差はありますが、中には手足がむくむほか、動悸や息切れが生じる、頭痛やめまいの症状が起こる方もいます。その中でも特に多い副作用として、外用薬を塗布した皮膚につっぱり感を感じるという方も多く、さまざまな症状が起こる可能性が高いと言えるでしょう。そのため、医師の指示の通り、正しい用量・用法を守ってAGA外用薬を使用することが大切です。

もしも正しく使用していても、あらゆる副作用を感じる場合は、処方を受けた医師の診察を受け、薬の塗布量を変えるなど、適切な対応でAGA治療を行っていきましょう。

AGA外用薬の費用相場

微笑む男性の画像

実際にAGA治療を行う際、外用薬を使用した治療を選択した場合、いったいどのくらいの費用がかかるのか疑問に感じる方も少なくありません。

この後は、AGA治療が予算内で行えるかどうか、AGA外用薬を使用した治療を行う場合の費用相場を以下に示します。「市販薬」と「処方薬」の両者の費用相場についてそれぞれ詳しくみていきましょう。

【市販薬の費用相場】

AGA外用薬は、AGAに作用する「ミノキシジル」の有効成分を配合した市販薬も販売されています。

代表的な製品には、大正製薬の「リアップ」やアンファーの「スカルプDメディカルミノキ5」など、さまざまな種類のAGA外用薬があります。販売メーカーや製品によって費用は異なりますが、4,500円〜9,500円が相場費用となり、ドラッグストアや薬局などで手軽に手に入れられるようになっています。

そのため、自身の薄毛やAGAが疑われた際に、専門クリニックへの一歩が踏み出せないという方でも、どのような効果が得られるか、セルフケアを行うこともできます。市販薬も処方薬と同様、髪や頭皮環境の改善を目指すには長期継続が必要です。

AGA外用薬を市販薬で購入する方は、予算内で使用し続けられる価格帯の製品を選ぶようにしましょう。

出典:ミノキシジル配合の市販薬について|浜松町第一クリニック

【クリニック処方の費用相場】

AGA外用薬の代表的な治療薬に「ミノキシジル外用薬」があります。

ミノキシジルは、毛母細胞の活動をサポートし、血管拡張作用によって髪や頭皮に必要な栄養素を届け、毛乳頭を刺激して強くて太い健康な髪を育てる作用が期待できます。

通常、クリニックでAGA治療を行う際は、AGAの進行スピードを遅らせるために内服薬を服用するとともに、発毛効果が期待できる外用薬を併用する治療法を提案しています。その際の治療費の相場は5,000円〜8,000円だと言われています。

そして、高い治療効果が得られるよう、内服薬治療を併用します。内服する治療薬によって費用は異なりますが、3,000円〜10,000円の費用が必要となります。

このように、クリニックで処方を受けたAGA外用薬治療を行う際は、内服薬治療も併用するため、8,000円〜18,000円の費用相場であると言えるでしょう。

出典:AGA治療の費用相場を解説!安く治療するコツ&おすすめクリニック5選を徹底調査

AGA外用薬に保険適用・医療費控除はある?

医師のカウンセリングを受ける男性画像

AGAの発症は、生命に関わる病気ではないという観点から、治療を行う際は自由診療扱いとなり、保険適用外の治療となります。そのため、医療費控除の対象にはなりません。しかし、例外として、ストレスなど何らかの理由によって円形脱毛症を発症するなど、AGA発症と結びつかない症状が現れることもあります。

円形脱毛症によって、頭皮の一部分に薄毛や脱毛が生じている場合は保険適用となる治療が受けられます。また、AGA外用薬を使用したことによる頭皮のかゆみやかぶれ・赤みなどの症状改善のための診察や治療については保険適用となります。

自身がどのような治療を受けたか、また、円形脱毛症やAGA治療によって起こった副作用に対する治療については医療費控除の対象となります。

医療費控除の申請を行う可能性を考慮し、必要書類や領収書などは大切に保管しておくようにしましょう。

AGA外用薬の選び方

髪の毛で悩む男性画像

AGA外用薬について、使用によるメリットや費用相場が分かりましたが、実際に効果を実感するには自分の髪や頭皮状態に合った治療薬を選ぶことが大切です。

ここからは、AGA治療薬の中でも外用薬を選ぶ際に注意したい3つのポイントについて解説します。これからセルフケアでAGA外用薬の購入を検討されている方も、クリニックで処方を受ける予定の方もぜひ参考にしてみてください。

AGA外用薬を選ぶ1つ目のポイントは、自身の薄毛のタイプに対して、薄毛の進行を抑制させるのか、発毛効果を期待する治療を行いたいのか、目的を考えてみましょう。自身の髪や頭皮状態をどのように改善したいか、目的によって治療薬を選ぶことが大切です。

2つ目は、これからAGA外用薬の購入や利用を検討している方は、自分の体質に合った治療薬を選ぶようにしましょう。頭皮への刺激が少なく、赤みやかぶれが起こりにくい、肌質に合った外用薬の使用がおすすめです。

3つ目は、AGA治療を行う際は、内服薬や外用薬を併用した治療を行い、効率よく髪や頭皮環境の改善を目指します。AGA治療は長期継続してこそ治療効果を実感できることが多く、無理のない範囲で予算内の治療を行えるのが理想です。そのため、自分が継続できる費用でAGA外用薬を選ぶのがおすすめです。

AGA内服薬との違いはある?

医師の提案画像

ここからは、AGA治療薬に用いられる内服薬と外用薬にはいったいどのような違いがあるのか、薄毛やAGA改善の効果や副作用をはじめ、薬剤の種類について以下に詳しく解説していきます。AGA治療薬について知りたい方はぜひ参考にしてください。

育毛・発毛効果の高さ

AGA治療薬として用いられる内服薬には、「プロペシア」や「ザガーロ」「ミノキシジルタブレット」があります。いずれも髪や頭皮環境を良い状態へと導き、健康な髪を育てるだけではなく、高い発毛効果を期待できると言われています。

外用薬は、薄毛が気になるところやAGA発症が疑われる部位に直接薬剤を塗布して使用します。直接塗布できる分、有効成分が浸透しやすく、ダイレクトにアプローチした治療ができる点が魅力です。

AGA治療を行う際は、内服薬の服用によって血行促進作用が得られる可能性があります。そのため、髪に必要な栄養素が送り届けられやすい環境となるなど、外用薬よりもより高い育毛・発毛効果を実感できるでしょう。

副作用の強さ

先述の通り、内服薬は血行促進作用を期待できるため、髪や頭皮に必要な栄養素を効率よく送り届けられるようになるので、健康な髪の育成を目指した治療が可能です。しかし、肝機能障害や勃起不全、射精障害などの副作用が強く出やすい傾向にあります。その点、外用薬は頭皮へ直接塗布して使用するため、内服薬ほどの副作用が現れることは少ないと言われています。

このようなことから、個人差はありますが、AGA内服薬と外用薬で現れる副作用の強さに違いがあることを理解した上で使用しましょう。

厚生労働省による認可

AGA治療を行う際に処方されることの多い「プロペシア」や「ザガーロ」は、血管拡張作用があり、AGA改善効果を期待できる成分を含む内服薬です。また、「ミノキシジル」には外用薬があり、いずれのAGA治療薬も厚生労働省による認可を受けた薬剤のため、AGA改善にも高い治療効果を期待できるでしょう。

なお、ミノキシジルには内服薬もありますが、副作用などの観点から、国内製造も販売も禁止されている薬剤となるため、AGA治療薬を選ぶ際は注意が必要です。

出典:ミノキシジルとは?内服薬と外服薬の違い、効果と副作用について|銀座総合美容クリニック

AGA治療は未成年でも可能なのか?

AGA発症は、今や中高年の年代の男性に起こることとは言い切れません。

AGAの主な原因は遺伝的要素をはじめ、生活習慣や日常生活におけるストレスなどさまざまな要因によって発症すると言われています。近年では、10代の若年層の方のAGA発症も認められるなど、急速な薄毛の進行に悩む方も少なくありません。そのため、AGA治療は未成年でも受けられるのか疑問に感じる方も多いのではないでしょうか?

現在、日本国において、AGA治療は原則20歳以上の方が受けられる対象となります。なぜなら、AGA治療薬には男性ホルモンを抑制させる成分が配合された薬剤を服用するため、まだ成長段階の未成年には処方が困難であるからです。

しかし、薄毛治療は早期発見・早期治療によって改善効果を期待できると言われています。早々に薄毛予防やAGA対策を希望する方や、薄毛に気付いた方は、専門クリニックを受診し、適切な治療法の提案を受けることをおすすめします。

出典:AGA治療は何歳からはじめられる?|AGAと年齢の関係性や気になる年齢別発症率を解説|AGAメディカルケアクリニック

AGA外用薬に関するよくある質問

白衣を着た医師画像

この後は、AGA外用薬に関してよくある質問を、回答とともに以下に3点ご紹介します。

それぞれについて詳しくみていきましょう。

どのくらいの期間で効果が出ますか?

AGA治療薬として代表的な外用薬のひとつとして「ミノキシジル」があります。

ミノキシジル外用薬を使用する際は、配合される有効成分が頭皮にしっかりと浸透し、高い発毛効果が得られるには最低でも6ヵ月が必要です。その間、気になる薄毛の部位やAGA発症が疑われる箇所に塗布し、均等に馴染ませるようにしましょう。

また、AGA治療を行う際は、内服薬と外用薬を併用した治療法を提案するクリニックも多く、薄毛に気付いた方は一度医師に相談されることをおすすめします。

AGA内服薬との併用は可能ですか?

薄毛に気付いた方やAGA発症が疑われる方が専門クリニックを受診すると、内服薬治療とAGA外用薬を併用した治療を行うのが一般的です。

内服薬と外用薬の併用によって、効率よくAGA改善を目指せるでしょう。

AGA外用薬は市販でも買えるとのことですが、クリニックで処方してもらうのとどちらが良いのでしょうか?

AGA治療を行う際は、クリニックを受診する以外にも、薄毛に気付いたりAGA発症が疑われたりする場合があるかもしれません。そのような場合は、できるだけ早い段階からセルフケアでも薄毛改善のための対策を実践することが大切です。

AGA治療に用いられる外用薬は、ドラッグストアなどでも販売されている市販薬があります。
しかし、クリニックが処方する外用薬と市販の外用薬とでは、AGA治療に必要となる髪の発毛や成長を促す有効成分となる「ミノキシジル」の含有量が異なります。そのため、より高い発毛効果を期待できるよう、AGA外用薬の処方を受ける際は、専門クリニックを受診することをおすすめします。

AGA外用薬まとめ

aga治療
クリニック名 AGAスキンクリニック 湘南AGAクリニック ゴリラクリニック クリニックフォア イースト駅前クリニック
aga治療 フィナステリドジェネリック1mg
月3,700円
フィナステリド錠剤
月3,000円
フィナステリド
月6,600円
トライアル2,980円
ミノキシジル内服(海外製)
月8,140円
フィナステリド28錠
3,800円
クリニック数
(2023年2月時点)
全国57院 全国108院 全国22院 全国10院 全国31院
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AGAスキンクリニック
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湘南AGAクリニック
公式HP
ゴリラクリニック
公式HP
クリニックフォア
公式HP
イースト駅前クリニック
公式HP

※aga治療は、自由診療のため保険適用外です。

ここまでAGA外用薬についてお伝えしてきました。

AGA外用薬についての要点をまとめると以下の通りです。

  • AGA外用薬の種類には、軟膏タイプとリキッド・ローションタイプがある
  • AGA外用薬の効果は、血流改善による育毛促進や細胞の働きを促し発毛促進作用を期待できる
  • 代表的なAGA外用薬の種類には、ミノキシジルやロゲイン・カルプロニウム塩化物外用液5%がある
  • AGA外用薬治療のメリットは、副作用が少なく、頭皮の気になるところに直接塗布できること、また、市販されているので利用しやすいことが挙げられる
  • AGA外用薬の副作用には、頭皮のかゆみや赤み・フケがみられるほか、動悸や息切れが起こるなど症状の現れ方には個人差がある
  • AGA外用薬の費用相場は、4,500円〜9,500円となり、薬剤によって異なる
  • AGA外用薬の選び方は、自身の薄毛の状態や体質に合うもの、また、継続できる価格帯の治療薬を選ぶ
  • AGA外用薬の未成年の使用については、認められておらず、20歳未満の方への処方は不可となる

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。