薄毛の治療薬フィナステリドの効果や副作用｜費用や服用の注意点も解説！

aga治療
クリニック名	AGAスキンクリニック	湘南AGAクリニック	ゴリラクリニック	クリニックフォア	イースト駅前クリニック
aga治療	フィナステリドジェネリック1mg 月3,700円	フィナステリド錠剤 月3,000円	フィナステリド 月6,600円 トライアル2,980円	ミノキシジル内服（海外製） 月8,140円	フィナステリド28錠 3,800円
クリニック数 （2023年2月時点）	全国57院	全国108院	全国22院	全国10院	全国31院
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※aga治療は、自由診療のため保険適用外です。

フィナステリドとは

ここではAGA治療薬として主に処方されることの多い「フィナステリド」について、服用による効果や起こり得る副作用をご紹介します。

また、フィナステリドとデュタステリドの違いやフィナステリドとミノキシジルの違いに関してそれぞれの情報を詳しくみていきましょう。

フィナステリドによる効果

AGA症状は、男性ホルモンとなる「テストステロン」が、「5αリダクターゼ」と呼ばれる還元酵素と結びつき、「ジヒドロテストステロン」に変化することでヘアサイクルが乱れることで起こります。

ジヒドロテストステロンは毛母細胞を破壊するため、髪が成長する前に脱毛するなど薄毛を招く原因につながります。
薄毛を予防し、ヘアサイクルを正常に保つには、5αリダクターゼの働きを阻害する必要があります。

フィナステリドには5αリダクターゼの活動を阻害させる効果が期待できるため、髪を太く健康に育み、薄毛の改善を目指せるでしょう。

フィナステリドは、服用を開始してから実際に髪への効果を実感するまで約6ヵ月程度の期間が必要だと言われています。
そのため、継続したAGA治療が必要です。

このようなことから、一度AGAを発症した方が乱れたヘアサイクルを元の状態へ戻すには、一定期間、AGA治療のためにフィナステリドの連続投与を行う必要があります。
そして、医師による処方通り正しく服用することが大切です。

なお、フィナステリドを内服して3〜6ヵ月で治療効果が現れ、1年後には約60％もの方の薄毛の改善が見込まれます。
さらに5年間の内服を経て90％の方がAGA進行抑制の効果を実感できるとの報告があります。

出典：島根大学医学部付属病院

フィナステリドの副作用について

実際にAGA治療のためにフィナステリドの服用を開始した方には、副作用として性欲減退や勃起障害など、男性特有の生殖器機能の低下が報告されています。
そのほかにも肝機能障害が起こる方もいるなど、さまざまな副作用が稀に起こることが分かっています。

このうち、勃起障害や性欲減退に加え、精液減少や射精障害などの性機能障害の副作用は、フィナステリドが男性ホルモン分泌を抑制させることに起因していると考えられています。

また、稀に抑うつ症状として、ホルモンバランスの乱れによって気分がすぐれないなどの症状が現れる方もいます。
抑うつ症状が起こるリスクは低いと言われていますが、実際にフィナステリドを服用する際は、専門知識を持つ医師のもと処方を受け、正しく服用することが大切です。

また、肝臓の代謝機能を低下させ、肝機能障害が稀な副作用として挙げられます。

しかし、現在は定期的に血液検査を実施する際に肝機能数値を調べることもできるため、フィナステリドは安全性が見込めるAGA治療薬として用いられています。

フィナステリドとデュタステリドの違い

AGA治療薬として服用する内服薬には、フィナステリドとデュタステリドがあり、いずれも薄毛予防に高い効果を期待できる治療薬として知られています。

両者の治療薬には5αリダクターゼと呼ばれる還元酵素の働きを抑制させる効果に違いがあり、「Ⅰ型」と「Ⅱ型」で異なります。
このうちⅠ型は全身の皮脂腺に作用し、Ⅱ型は前頭部や頭頂部の薄毛を招く原因になると考えられるでしょう。

デュタステリドはフィナステリドよりも5αリダクターゼの抑制効果や発毛促進効果も高くなるでしょう。
また、フィナステリドとデュタステリドの併用はできません。
なお、新薬となるデュタステリドはフィナステリドよりも治療薬そのものの価格が高価になる可能性が高いと言えます。

一人ひとりのAGA治療に対する理想とする治療効果や毛量をはじめ、費用などさまざまな点を考慮し、自分に合った治療薬を使用してAGA治療を行うことが大切です。

フィナステリドとミノキシジルの違い

AGA治療薬でも異なる作用を持つフィナステリドとミノキシジルには、それぞれの治療効果に違いがあります。

フィナステリドはⅡ型5αリダクターゼの働きを阻害し、正常なヘアサイクルへと改善する効果が期待できます。
つまり、薄毛の進行を遅らせる効果を発揮する治療薬だと言えるでしょう。

一方で、ミノキシジルにはヘアサイクルで髪の成長を延長させる効果が期待できます。
そして脱毛を予防し、休止期を短縮することで健康な髪を発毛させる作用を果たすなど、髪や頭皮への効果が異なることが分かるでしょう。

このように、ミノキシジルは発毛作用を、また、フィナステリドには薄毛の進行を予防する作用があるなどその作用は異なります。
現在の頭皮状態に合った治療薬の使用をおすすめします。

フィナステリドの治療費用や保険適用について

フィナステリドがAGA治療に高い効果を期待できることが分かりました。

では、実際にAGA治療を始める際は、治療費や保険適用となるか、またどのような方法で治療が行われるか気になる方も多いでしょう。

ここからは、フィナステリドを用いたAGA治療を行う際に必要になる治療費用の相場や、実際の治療方法、また、保険適用の有無についてそれぞれ詳しくご紹介します。

フィナステリド以外の治療方法

実際にAGA治療を始める方は、フィナステリドやミノキシジルなど内服薬治療以外にも頭皮へ直接発毛作用のある成分が配合された薬液を塗布する外用薬治療もあります。

内服薬治療の相場は3,000円〜15,000円、外用薬治療の相場は10,000円〜15,000円だと言われています。

ほかにも注入療法や自毛植毛などさらにステップアップしたAGA治療法もあります。
AGA治療は病気やケガなどの症状に該当しない治療となるため、保険適用外の診療となります。

また、医療費控除の対象にもなりません。一部例外として円形脱毛症などの治療は保険適用での診療が可能です。

このように、AGAの治療方法にはさまざまな方法があり、それぞれ費用も異なるという点を理解した上で適切な治療法を選択し、AGA治療を始めていきましょう。

フィナステリドの治療費用を減らすには

フィナステリドを服用するAGA治療を行う際は、服用による効果が現れた場合は薬の量を減量し、毛量維持療法に切り替えることも可能です。
毛量については一人ひとりの治療の満足度によって異なります。

しかし、毛量維持療法なら通常のAGA治療費よりも安価に治療を継続できるため、現在治療を受けているクリニックへ相談を行ってみましょう。

また、治療のために通っているクリニックで対応できない場合は、ほかのAGA治療を専門に行うクリニックに変えて治療を継続してください。
さまざまな方法を実践して治療費を抑えたAGA改善を目指していきましょう。

医薬品の個人輸入や海外通販は危険

AGA治療薬となるフィナステリドは、厚生労働省より承認を受けて服用が認められている医薬品です。
そのため、日本においてAGA治療を行う際にフィナステリドの処方を受けるには、AGA専門クリニックを受診し、医師による処方箋が必要です。

一方で、フィナステリドを海外通販や個人輸入などで安価に手に入れることも可能です。
しかし、出どころが分からない医薬品であるほか、実際に有効成分が規定量配合されていないために効果を実感できないということも往々にしてあるでしょう。

あるいは、有効成分が過剰に配合されているなど、健康被害の恐れがあるので服用は控えるのが賢明です。
そのため、フィナステリドをはじめとする医薬品を個人輸入することは避けるべきだと言えるでしょう。

フィナステリドが効かない原因と対処法

ここからは、AGA治療薬として認められているフィナステリドを服用しても、思うような効果が得られないと感じる方の原因と対処法についてご紹介します。

いったいなぜフィナステリドの効果が発揮されないのか、原因と対処法を以下に3点詳しくみていきましょう。

AGAではない可能性がある

AGA発症の症状は一人ひとり異なります。
そのため、フィナステリドを服用することで得られる効果を実感できない場合はAGAではない可能性があると言えます。

実際、私たちが生活する中で、睡眠不足や栄養バランスが整っていない食生活を送る、さらにストレスなどさまざまな要因が重なり、抜け毛や薄毛を引き起こしている可能性があります。
中には過剰なストレスによる円形脱毛症や、頭皮の皮脂分泌が活発化する脂漏性皮膚炎の症状だと考えられることもあるでしょう。
そのほか、甲状腺機能低下症や抜毛症を引き起こしているかもしれません。

このように、頭皮環境の悪化が抜け毛を際立たせていることが原因で、AGAではない可能性もあるという点を理解しておくようにしましょう。

治療薬が合っていない

AGAを効率よく予防し、改善するには、一人ひとりの頭皮状態を正しく診断し、進行度合いに合わせた治療法を用いることが大切です。

フィナステリドを服用するAGA治療は、髪が成長する前に脱毛の抑制や薄毛の予防を目的としています。
そのため、フィナステリドを服用することによる発毛効果を期待できる治療法とは異なる点を理解しておくようにしましょう。

あくまで髪の脱毛を予防することが目的のため、発毛を目的としている場合は、目的を達成するための適切な治療法でAGA治療を行うのがおすすめです。
なお、AGAの進行スピードが早く、毛母細胞が破壊されて毛根が失われていた場合は、どのAGA内服薬や外用薬を使用しても治療効果を期待するのは難しくなります。

治療薬について疑問がある場合は、一度医師に相談を行ってください。

フィナステリドの用法や用量を守っていない

フィナステリドを服用する中で、治療効果がみられないと感じる方の中には、独自の用法や用量で内服薬の服用を行っている可能性があります。

フィナステリドは「1日1回服用」の用法・用量が定められています。
また、実際に服用することによる治療効果が得られるのは6ヵ月程度と言われているため、医師の指示通り継続して服用することが前提です。

フィナステリドを服用してもAGA改善効果がみられないと感じる方は、飲み方や服用期間など、用法・用量が誤っている可能性があります。
そのため、適切に服用し、高い治療効果が得られるよう、服用について再度医師に確認を行うようにしましょう。

出典：Dクリニック

フィナステリドに関するよくある質問

最後は、AGAの進行を遅らせ、薄毛を予防するために服用するフィナステリドに関してよくある質問を回答とともに以下にご紹介します。

フィナステリドのAGA内服薬についてどのような疑問を抱いているのかひとつずつ詳しくみていきましょう。

効果を実感するまでどのくらいかかる？　

フィナステリドを服用する際、どのくらいの期間で薄毛の改善効果を実感できるかには個人差があります。
人によっては服用から早々の治療効果がみられる方もいます。

一般的には服用開始から6ヵ月程度を要すると言われており、最低でも1年間の服用を続け、効果の現れ方の経過観察が必要です。

なお、内服薬を使用したAGA治療を行う際は、治療薬の効果について即効性があるものではなく、一定期間長期的に服用し、根気よく治療を継続することが大切です。

出典：MEDEIKEL

フィナステリド服用をやめるとどうなる？

フィナステリドはAGAの進行を遅らせるほか、髪の脱毛を抑制させるためのジヒドロテストステロンの生成を阻害するための成分が含まれた治療薬です。
そのため、フィナステリドの服用を治療途中でやめてしまうとAGAが進行してしまう可能性が高くなると言えるでしょう。

フィナステリドの有効成分が血中から消失することで、成分に対する効果が薄れ、AGAの進行を抑えることが困難となるため、自己判断による内服薬の中断は避けるべきだということが分かります。

塗り薬やフィナステリドだけで薄毛対策はできる？

AGA治療で服用するフィナステリドには、薄毛の進行を遅らせる効果が期待できます。

しかし、フィナステリドに発毛促進効果が得られる成分は含まれていないため、毛量を増やすことを目的とする方は、ほかの内服薬治療がおすすめです。

フィナステリドは、毛量が回復した方が現状維持のために服用を開始する分には高い効果を実感できると言われています。

また、フィナステリドを配合する外用薬もありますが、身体の内側からケアする治療薬として内服薬によるAGA治療の方が薄毛の予防効果を発揮できるでしょう。
薄毛予防対策を行う方は、フィナステリドの内服薬の服用をおすすめします。

服用するときの注意点は？

フィナステリドを服用する際は、妊娠の可能性や妊婦の方、また未成年の方の服用は禁忌とされています。

妊娠の可能性のある方や妊婦の方が服用すると、男子胎児の生殖機能に異常を来す恐れがあるほか、プロペシアに触れることで皮膚表面から成分が吸収され、身体に悪影響が及ぶ可能性があるためです。

また、子供は身体の機能が未成熟のため、プロペシアによる健康被害が起こる可能性があるため決して服用すべきではありません。

プロペシア服用の方と生活している方は、医薬品の管理には十分注意してください。

フィナステリドのまとめ

aga治療
クリニック名	AGAスキンクリニック	湘南AGAクリニック	ゴリラクリニック	クリニックフォア	イースト駅前クリニック
aga治療	フィナステリドジェネリック1mg 月3,700円	フィナステリド錠剤 月3,000円	フィナステリド 月6,600円 トライアル2,980円	ミノキシジル内服（海外製） 月8,140円	フィナステリド28錠 3,800円
クリニック数 （2023年2月時点）	全国57院	全国108院	全国22院	全国10院	全国31院
公式サイト PR	AGAスキンクリニック 公式HP	湘南AGAクリニック 公式HP	ゴリラクリニック 公式HP	クリニックフォア 公式HP	イースト駅前クリニック 公式HP

※aga治療は、自由診療のため保険適用外です。

ここまで薄毛の治療薬となるフィナステリドの医薬品や治療費用をはじめ、服用による効果についてお伝えしてきました。

フィナステリドの治療法や費用・効果についての要点をまとめると以下の通りです。

• フィナステリドとは、薄毛を予防し、AGA進行スピードを遅らせるAGA内服薬
• フィナステリドの治療費用は3,000円～となり、保険適用外の治療となる
• フィナステリドの効果が得られない原因は、AGAではない可能性・治療薬があっていない・用法や用量を守っていない可能性が考えられる

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。