ふと鏡を見たら「あれ?髪の毛が薄くなった?」と気になりさまざまな改善方法を試したけれど、なかなか改善されず悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
薄毛が気になり出すと外出や鏡を見るのが億劫になってしまい、気持ちが塞いでしまうこともあります。
本記事では薄毛が治らないことについて以下の点を中心にご紹介します。
- 薄毛が改善されない原因
- 薄毛の遺伝性について
- 薄毛になった時にできるセルフケアやクリニックを受診した方がいい場合の見分け方
- 薄毛予防のための食べ物
薄毛が治らないことに関して理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
薄毛が治らない原因
薄毛が気になり出して改善しようと色々試みるけれど、なかなか改善されないという方はさまざまな原因が考えられます。
薄毛が治らない原因と考えられるのは以下の6点です。
- 食生活の乱れ
- 合っていない頭皮ケア
- 病気が原因
- AGA
- ダイエット
- ホルモンの乱れ
ここでは薄毛が治らない上記の原因を詳しくご紹介します。
食生活の乱れ
毎日の食生活は髪の毛や頭皮に深く関わってきます。
栄養の偏った食生活により栄養が不足すると、薄毛になる原因となってしまいます。
髪の毛の成長に必要なのは、食事で摂取する栄養素です。
摂取した栄養素を材料として髪の毛は新しい髪の毛を作り出して成長します。
しかし、栄養の偏った食生活をして栄養不足になると髪の毛が健康に育たず、髪の毛が抜けやすくなったり細くなったり、薄毛の原因を招きます。
また、栄養バランスだけでなく脂っこい食事やカロリーの高い食生活も髪の毛や頭皮に栄養が行き届かず薄毛を招く可能性を引き起こします。
健康な髪の毛を保つためには、栄養バランスの良い食生活が大切です。
合っていない頭皮ケア
薄毛の改善には頭皮を清潔に保つことも大切です。
しかし、過度な洗髪やトリートメントなどの洗い残しは薄毛の原因となります。
頭皮のにおいや皮脂が気になり、朝晩の1日2回洗髪する方がいらっしゃいます。
しかし、過度に洗うと必要な頭皮の皮脂まで洗い流してしまい頭皮が乾燥してしまいます。
皮脂の役割は乾燥から頭皮を守ることです。
過剰な洗髪により必要な皮脂まで洗い流してしまうと、頭皮を守るバリア機能が乱れ乾燥を招いてしまいます。
頭皮が乾燥すると、足りない皮脂を補おうと皮脂が過剰分泌されたり、角質が硬くなったり頭皮トラブルを招き、薄毛が改善されにくくなってしまいます。
また、頭皮マッサージを力強くおこなうのも薄毛の改善によくありません。
デリケートな頭皮は強い力でマッサージをすると頭皮や毛細血管が傷つく可能性があります。
頭皮が荒れてしまうと、髪の毛は健康に成長できず薄毛の原因となります。
病気が原因
薄毛になるのは脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)の可能性も考えられます。
脂漏性皮膚炎とは皮脂の分泌が盛んな頭皮や顔などに湿疹ができる症状です。
常に存在しているマラセチア菌というカビが増殖することや、皮脂の分泌が原因です。
マラセチア菌が過剰に増殖すると、頭皮に刺激を与え炎症を起こします。
頭皮で炎症が起こると、頭皮の皮膚が剥がれ落ちてフケが大量に発生します。
大量のフケが毛穴に詰まると髪の毛の成長を妨害してしまい、薄毛が改善されにくくなってしまいます。
脂漏性皮膚炎が悪化すると、薄毛も進行してしまうため早めの改善が必要です。
脂漏性皮膚炎は生活習慣の乱れにより引き起こしやすく、ストレスや睡眠不足、偏った食生活などを見直すことで悪化を防ぐことが期待できます。
特に、脂漏性皮膚炎は過剰に分泌された皮脂を好み、エサにしてマラセチア菌が増殖するため、脂っこい食事やホルモンバランスの乱れなどには注意が必要です。
AGA
AGA(男性型脱毛症または壮年性脱毛症)はAndrogrenetic Alopeciaの略でAGAと呼ばれています。
主に成人男性が発症する脱毛症で、年齢が上がるごとに発症する確率が上がります。
薄毛や抜け毛の進行がゆっくりである点も特徴です。
AGAの発症の原因として考えられるのは、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンの一種です。
男性ホルモンであるテストステロンと5αリダクターゼが合体すると、悪玉脱毛ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。
このDHTは髪の毛の成長を抑制する働きがあり、髪の毛が育たずに抜けていってしまいます。
髪の毛には毛髪周期があり、成長期→退行期→休止期のサイクルを繰り返しています。
成長期は髪の毛が成長する時期であり個人差はありますが、通常2〜6年ほどです。
その後、退行期、休止期を迎え髪の毛が抜けて行きます。
DHTの働きが強いと髪の毛が成長する大切な成長期が短縮されてしまい、髪の毛が成長できないまま退行期、休止期を迎え髪の毛が抜け落ちてしまいます。
AGAは進行性の脱毛症であるため、放置せず早めに対策・改善を試みることが重要です。
ダイエット
過度なダイエットをしている場合も薄毛を引き起こす原因となる可能性があります。
先ほど食生活の乱れでお話したように、髪の毛の成長には食事による栄養素が必要です。
そのため、極端な食事制限をしている方は必要な栄養素が不足してしまい、髪の毛が細くなったり抜けやすくなったり、薄毛の原因を抱えてしまう場合があります。
また、食事により摂取した栄養素は生命を維持するための臓器などに優先的に送られます。
その後、生命の維持とは関係性の低い肌や髪の毛に届くため、1日3食バランスの良い食事を心がけることが大切です。
また、極端な食事制限により栄養不足になると、毛髪周期も乱れやすくなってしまいます。
髪の毛の成長に欠かせない成長期に育たず、早い段階で抜け落ちてしまうことが考えられます。
ホルモンの乱れ
ホルモンバランスの乱れを引き起こすのはストレスや加齢などさまざまですが、女性の場合は出産後ホルモンバランスが崩れやすく、抜け毛が目立ちやすくなります。
個人差はありますが、出産後2〜3ヶ月頃に抜け毛を感じ始め4〜6ヶ月頃に抜け毛のピークを迎え、6ヶ月〜1年ほどで落ち着いていくことが多いです。
出産後の薄毛の原因は女性ホルモンのバランスが乱れることです。
女性ホルモンは「プロゲステロン(黄体ホルモン)」と「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の2種類あります。
髪の毛の成長を促す働きや抜け毛を防ぐ働きが女性ホルモンにはあります。
妊娠中は女性ホルモンが多く分泌されており、抜け毛が少ない状態です。
しかし、出産後は女性ホルモンが減少してしまい妊娠中に抜けるはずであった髪の毛も抜けるようになってしまいます。
また、産後は慣れない育児や睡眠不足、ストレスなどでホルモンバランスが乱れやすいこともあり薄毛を招いてしまいます。
薄毛は遺伝するのか
薄毛は遺伝するとよく耳にするし、家族に薄毛がいるから遺伝するのかな?と不安な方もいらっしゃるかと思います。
ここでは薄毛の遺伝が影響するのかどうかや、その理由、対策はあるのかという点をご紹介します。
薄毛の遺伝が影響する人
家族に薄毛がいる場合、遺伝による薄毛になる方は約70〜80%いるといわれており子供や孫に遺伝する可能性があります。
男性の薄毛の原因は多くがAGAです。
このAGAは遺伝によって発症する可能性が高くなります。
AGAの原因である5αリダクターゼの活性度と男性ホルモン受容体の感受性は遺伝しやすい要素となるからです。
遺伝しやすい優性遺伝である5αリダクターゼは、活性度が高いと悪玉脱毛ホルモンであるDHTを生成しやすくなります。
男性ホルモン受容体の感受性は祖父母や先祖に薄毛の方がいた場合、遺伝する可能性がある隔世遺伝です。
また、この男性ホルモン受容体の感受性はX染色体に存在しており、母方の家系から遺伝することが多いといわれています。
男性は父親のY染色体と母親のX染色体を引き継ぎXY染色体になります。
そのため、X染色体に存在している男性ホルモン受容体は母親から遺伝します。
このことから、薄毛の遺伝の影響を受けるのは男性のみであることが特徴です。
家族に薄毛がいるから遺伝するか気になる方は、遺伝子検査がおこなえます。
クリニックを受診して検査できますし、検査キットを購入して手軽に自宅で検査もできます。
遺伝性の薄毛は治らない?
薄毛は必ずしも遺伝するとは限りません。
家族に薄毛の方がいないのに薄毛になる方がいれば、家族に薄毛の方がいても薄毛にならない方もいらっしゃいます。
家族に薄毛の方がいるとAGAを発症する確率が高まりますが、遺伝以外の原因で薄毛になることが考えられるからです。
AGAを予防するには、頭皮の状態を良好にしておくことが重要です。
そのためには生活習慣を見直し、できる限りストレスを解消できるように心掛けましょう。
生活習慣の見直しは、栄養バランスの整った食事や質の良い睡眠、運動不足の解消などが挙げられます。
栄養素を頭皮まで行き渡らせるために、血の巡りを良くしておくことも大切です。
ストレスは自律神経が乱れてホルモンバランスを乱す原因となります。
髪の毛の成長に働きかける成長ホルモンの分泌が減少してしまうと、細い髪の毛やハリのない髪の毛に育ちやすく、毛髪周期も乱れてしまいます。
AGAの発症をできる限り予防できるように、普段から規則正しい生活習慣を心掛けましょう。
薄毛になった時の対処法
薄毛の種類により自己対策で改善される可能性がある薄毛と、自己治療では難しい薄毛があります。
まずは自分がどんな種類の薄毛なのかを知ることが大切です。
薄毛が気になり出したとき、どんな対策を行うと改善する可能性があるのかご紹介します。
薄毛になった時、自分でできること
薄毛になった原因が遺伝性のものではなく、生活習慣やダイエットなどによるものである場合、自己対策することで改善される可能性があります。
薄毛を改善するためにできる自己対策は以下の内容です。
- 栄養バランスの良い食生活
- 質の良い睡眠の確保
- 正しいヘアケア
栄養バランスの良い食生活
髪の毛の健康維持や成長には食事で摂取する栄養素が重要となります。
極端な食事量を減らしたり、コンビニ食や外食ばかりになると栄養不足となり薄毛が改善されなくなくなるため、栄養バランスの良い食事をできるだけ心掛けましょう。
質の良い睡眠の確保
十分な睡眠時間の確保と質の良い睡眠は毛髪周期を正しいサイクルでおこなうためにも大切です。
また、熟睡している間に分泌される成長ホルモンは健康な髪の毛を育てるために必要です。
寝る前にブルーライトなど強い光を見るのは控えたり、日付が変わる前には寝るようにするなど、睡眠不足にならないようにしましょう。
正しいヘアケア
薄毛の改善には頭皮の状態を良好にすることが重要です。
しかし、皮脂やにおいが気になるからと過剰に洗うのは逆効果になってしまいます。
1日1回の洗髪にして、シャンプーやトリートメントなどの洗い残しがないようにしっかりすすぎましょう。
また、市販で販売されているシャンプーには洗浄力の強い合成界活性剤が含まれているものが多くあります。
乾燥から守る必要な皮脂まで洗い落としてしまうため、アミノ酸系シャンプーなどがおすすめです。
薄毛が治らないときは
薄毛の症状がAGA、びまん性脱毛症(FAGA・FPHL)、重度の円形脱毛症の場合は自己治療でも改善が見込めない薄毛の種類となります。
AGAは男性の3人に1人は発症するといわれており、進行性の脱毛症であるためクリニックでの治療が望ましいでしょう。
クリニックの治療では内服薬、外用薬、注入薬(メソセラピー)、植毛など進行具合に合わせて治療をおこないます。
びまん性脱毛症は女性に多く見られますが、男性も発症することのある薄毛の症状です。
髪の分け目が目立ち始めたり、ボリュームがなくなったりします。
主な治療法は外用薬や頭皮に直接注入するメソセラピーでAGAと薬は違いますが、同じような治療法で改善を試みます。
1つではなく複数ある重度の円形脱毛症も自己治療での改善は期待できないといわれています。
クリニックでの治療法は脱毛のスピードや円形脱毛症の範囲に合わせていくつかある中で薬を使い分けておこないます。
薄毛は食べ物で予防することができる?
健康な髪の毛を育てるには食事によって摂取する栄養素は重要です!
摂取した栄養素は血液を巡り全身へ運ばれます。
そして、頭皮まで届いた栄養素をもとに髪の毛が育ちます。
薄毛を予防するために積極的に取り入れたい栄養素は以下の4つです。
- タンパク質
- ミネラル(亜鉛)
- ビタミン
- イソフラボン
タンパク質
髪の毛の主成分であり体の構造を支えるタンパク質は、とても重要な栄養素です。
髪の毛の80〜90%はタンパク質であるケラチンという成分で作られています。
ケラチンを含む食べ物はなく、18種類のアミノ酸が合成されて作り出されるのがタンパク質のケラチンとなります。
ケラチンを作り出すために重要な栄養素は、亜鉛・ビタミンB2・ビタミンB7・良質なタンパク質です。
ミネラル(亜鉛)
人に必要とされるミネラルはカルシウムや鉄分、カリウムなど16種類ありますが、薄毛の予防に効果が期待できるミネラルは亜鉛です。
亜鉛は薄毛を招く原因となり遺伝子を引き継ぎやすくする5αリダクターゼの活性化を防ぐ作用が期待されています。
また、髪の毛の主成分であるケラチンを作り出すのにも役立つ栄養素のひとつです。
ビタミン
ビタミンが不足すると体のさまざまな不調を引き起こす原因となります。
積極的に摂取したい栄養素ですが、ビタミンは体内に溜め込むことができないため日頃から食事で取り入れるよう意識しましょう。
イソフラボン
亜鉛と同様、5αリダクターゼの活性化を防ぐ働きが期待できる栄養素です。
また、女性のホルモンバランスなどにも役立つ栄養素でもあるため、積極的に摂取するといいでしょう。
薄毛が治らないことに関するよくある質問
薄毛が治らない原因や対処方法などをご紹介してきました。
ここでは上記以外に薄毛が治らないことについてよくある質問をまとめました。
薄毛になっても治療すれば必ず治る?
薄毛のクリニックや専門家に相談することで、発毛の効果を期待することができます。
どのくらいまで発毛できれば「薄毛が治った」と思えるかは個人差があり難しいところですが、医学的根拠に基づいた治療をおこなうクリニックでは発毛してカツラが外せた方も多くいます。
薄毛を改善したいのであれば、できる限り早い段階で治療をおこなうといいでしょう。
AGAは進行性の脱毛症であり、発症してから年数が経つと、発毛機能が衰えている可能性があります。
発毛機能が衰えてしまうと発毛する量も減り、その分費用もかかってしまうことが考えられます。
「改善されないだろう」「発毛しないだろう」と諦めずクリニックや専門家で相談することをおすすめします。
洗髪の仕方で薄毛はよくなりますか?
頭皮を良好な状態に保つことは、薄毛や抜け毛の予防・改善にとても重要です。
頭皮が荒れていたり菌が繁殖している状態では、健康な髪の毛は育たなくなってしまうからです。
清潔に保つには毎日の洗髪を丁寧に行うといいでしょう。
頭皮は強い力でこすると傷ついたり乾燥を招いてしまうため、指の腹で優しく洗います。
また、シャンプーやトリートメントなどのすすぎ残しも汚れが残ったままになり、毛穴つまりや菌が繁殖する可能性が考えられるため、しっかり洗い流しましょう。
ここでは薄毛の方に実践していただきたい洗髪の仕方をご紹介します。
- 髪の毛を水で流す前にブラッシングをする
- 髪の毛を手で梳かしながら、頭皮までしっかり濡らすように洗い流す
- 後ろ、横、前、生え際という順でたっぷりの泡で優しく洗う
- 下から上へ向けて泡を流す
ポイントは、泡をつける前の濡らす段階で髪の毛に付いたホコリや皮脂の汚れを洗い流すことです。
ここでしっかり濡らしておかないと泡立ちが悪くなり、強い力で洗髪してしまう可能性もあるため、十分に濡らしておきましょう。
また、頭皮についた泡を流すために、毛流れに逆らって下から洗い流します。
上から洗い流すだけでは頭皮に汚れや泡が残ったままになり、毛穴詰まりや乾燥を招くことが考えられます。
女性が薄毛の場合、男性用の治療薬を飲んでも大丈夫でしょうか?
男性と女性の薄毛の原因は違うことが多いため治療薬も違います。
男性の薄毛は男性ホルモンが原因で発症しますが、女性の薄毛はホルモンバランスの乱れが多くの原因となります。
女性の薄毛は生活習慣の乱れやストレス、出産後などによりホルモンバランスが崩れ薄毛を引き起こしやすくなります。
その他にFAGAはAGAの女性版で頭全体が薄くなる症状です。
原因はAGAと同様、女性の中にも存在する男性ホルモンが悪玉脱毛ホルモンに変換されることにより薄毛を引き起こします。
しかし、AGAで処方される内服薬は強い効力を持つため、女性が服用すると副作用が出る可能性があります。
男性は男性ホルモンが悪玉脱毛ホルモンに変換するのを抑制する効果が期待できる治療薬を処方する一方、女性はホルモンバランスを整えることで改善を試みるため、男性と同じ治療薬は処方さません。
薄毛が治らないとき、育毛剤で本当に発毛する?
育毛剤は今ある髪の毛を育毛させるものであり、髪の毛を発毛させる効果はありません。
また、育毛剤に配合されている成分により期待できる効果も違うため、成分や種類を知り選ぶことをおすすめします。
成分の種類や期待できる効果は以下の通りです。
- 髪の毛の成長を促進させる
- 抜け毛を予防する
- 頭皮の状態を良好にする
- 髪の毛の成分を促進させる
髪の毛の成長は栄養不足や睡眠不足など生活習慣の乱れによって健康に育たなくなってしまうことがあります。
健康な髪の毛を育てることは薄毛や抜け毛の予防・改善にとても大切なことです。
<成分>
パンテノール | アデノシン | アラントイン |
ペンタデカン酸グリセリド | ステモキシジン |
また、生活習慣の乱れにより毛細血管の血行が悪くなってしまうのを防ぐ効果の成分はこちらです。
<成分>
酢酸DL−α−トコフェロール
(ビタミンE誘導体) |
ナイアシンアミド | アルギニン |
ブドウカルス培養エキス | D−パントテニルアルコール | L−アルギニン |
ショウブ根エキス | イチョウ葉エキス | センブリエキス |
抜け毛を予防する
抜け毛は男性ホルモンが悪玉脱毛男性ホルモン(DHT)に変換されることにより起こる症状です。
DHTに変換するのを抑える効果が期待できる成分が含まれている育毛剤を使用することにより抜け毛を防ぐ効果が期待できます。
<成分>
オレアノール酸 | ビオチン | L−リシン塩酸塩 |
イノシトール | ヒオウギエキス | キャピシル |
冬虫夏草エキス | t−フラバノン | ノコギリヤシ |
頭皮の状態を良好にする
薄毛の改善や抜け毛の予防には頭皮の状態を良好にすることも大切です。
頭皮が荒れていたり皮脂の過剰分泌などで毛穴詰まりを起こすと、髪の毛が健康に育たなくなってしまいます。
頭皮の状態を良好にするには、皮脂の分泌を抑える・乾燥を予防する・炎症を抑えるの3つになります
<皮脂の分泌を抑える成分>
ドクダミエキス | イソフラボン |
ビタミンC(アスコルビン酸) | カシュウ |
<乾燥を予防する成分>
アルギニン | イノシトール | アロエベラカルス培養エキス |
トレハロース | 加水分解シルク | 1.3−ブチレングリコール |
N−ステアロイルフィトスフィンゴシン | アセチルグルコミンサン | アロエエキス |
加水分解エラスチン | クロレラエキス | ココナッツオイル |
<炎症を抑える成分>
酸化亜鉛 | ナイアシンアミド | イオウ |
オウゴンエキス | ビワ葉エキス | サクラ葉エキス |
グリチルチレン酸 | トウキエキス |
薄毛が治らないことのまとめ
ここまで薄毛が治らないことについてお伝えしてきました。
薄毛が治らない原因や対処法の要点を以下にまとめます。
- 薄毛は生活習慣やストレス、脂漏性皮膚炎、AGA(男性型脱毛症)、ホルモンバランスの乱れ、過度なダイエットなどの原因によって改善されにくくなる
- 薄毛は遺伝する可能性はあるが、原因は遺伝だけではなく生活習慣などによって引き起こされることも考えられる
- 薄毛になったときは、生活習慣の見直しや正しいヘアケアをおこない、自己治療での改善が難しい薄毛の原因はクリニックの受診が望ましい
- 薄毛を予防するには食生活が重要であり、タンパク質やミネラル、ビタミン、イソフラボンを積極的に摂取すると良い
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。