性病という言葉がどんな病気を指しているのかご存知でしょうか。
性病という言葉はご存知でも、性病がどのような症状になるのかは知らないという方もいらっしゃると思います。
本記事では、特に男性視点から見た性病についてを紹介します。
- 男性のかかる性病について
- 男性が性病検査するためには
- 男性が性病予防のためにできること
是非最後までお読みください。
気になる方はこちらから
男性の性病の症状
男性のかかる性病の症状について紹介します。
今回紹介する性病は、
・クラミジア感染症
・エイズ感染症
・淋菌感染症
・梅毒
です。
クラミジア感染症
クラミジア感染症は、日本で確認されている性病の中で最も感染数が多い性病です。
主な感染経路は、接触感染で性行為での感染例が多いです。
感染者数が多い理由は、クラミジア感染症の自覚症状の無さにあります。
クラミジア感染症は約半分の感染者が症状に無自覚です。
また、自覚症状がある方のもう半分の方も少しの違和感しか感じないようです。
自覚症状の薄いクラミジア感染症は他人に感染させやすく、症状が進行しやすいです。
実際にクラミジア感染症が感染すると、1～3週間ほどの潜伏期間を経て発病します。
クラミジア感染症は、症状が出る場合でも軽いかゆみや排尿痛を感じる程度です。
また、運悪くクラミジア感染症の感染を自覚せずに症状が進行した場合、
・睾丸が腫れて痛み出す
・不妊になる場合もある
といった症状が現れます。
クラミジア感染症は感染期間がとても長いです。
症状が一度収まっても完治はしていないと考えるべきです。
一度クラミジア感染症に感染した場合は、症状が引いても完治したかどうかの検査を受けるようにしましょう。
HIV感染症
HIV感染症は主にエイズの名前で聞くことが多いと思います。
HIV感染症は体液を媒介とした感染症で、性行為での感染例が最多です。
HIV感染症は感染するとすぐにエイズを発症するわけではありません。
HIV感染症の潜伏期間は最長で15年ほどといわれています。
HIV感染症は潜伏期間を経てエイズを発症すると、身体の免疫機能を著しく低下させます。
身体の免疫機能が低下することで、普通の方ではかからないような病気になることもあります。（日和見感染）
HIV感染症は数十年前までは不治の病として扱われてきました。
しかし、現代ではHIV感染症の様々な治療薬が開発されています。
もし、潜伏期間中にHIVウイルスを検査によって発見できた場合は、エイズ発症を止めることも可能です。
HIV感染症の早期の発見がより重要になります。
淋菌感染症
淋菌感染症も性行為での感染の多い性病です。
淋菌感染症は淋病といわれることもあります。
淋菌感染症の潜伏期間は長くても1週間ほどです。
男性が淋菌感染症に感染すると尿道炎の症状を起こします。
淋菌感染症を放置していると精巣上体炎という病気にかかります。
不妊につながる可能性もあるので、違和感を感じたら一度医師に相談しましょう。
淋菌感染症で問題になっているのは、淋菌感染症の抗菌薬耐性の向上です。
抗菌薬耐性が向上することで、現在まで有効だった治療薬が有効でなくなることがあります。
近い将来淋菌感染症の抗菌薬耐性向上によって、淋菌感染症を治療することが難しくなることが予想されます。
淋菌感染症にかからないためにも、しっかりと予防するようにしましょう。
梅毒
梅毒も性行為での感染が多い性病です。
梅毒の潜伏期間は約3週間であり、淋菌感染症よりは長い潜伏期間になります。
また、梅毒は性器周辺だけでなく全身に症状が及びます。
例えば、感染から数カ月梅毒を治療せず放置した場合、全身に赤い発疹が現れます。
発疹は治療しなくても消えることがあります。
しかし、梅毒が完治したわけではありません。
重症化を防ぐためにも、遅くとも発疹が出たタイミングで医師へ相談しましょう。
さらに数年を経過すると合併症により最悪死に至ることも考えられます。
できる限り、違和感を感じた時点で治療に乗り出すことが賢明です。
梅毒も治療薬が研究されています。
発症から数カ月以内にしっかりと抗菌薬を服用することで治療が可能です。
男性が性病検査する方法
性病によっては恐ろしい症状が出るものもあるので早期発見が望ましいです。
男性が性病検査するための方法を紹介します。
病院を受診する
確実な方法の一つとして、病院を受診することが挙げられます。
病院で検査される際は、
・泌尿器科
・性病科
・（婦人科）
で性病検査を受け付けています。
病院を検査することのメリットは
・いろいろな種類の性病の検査ができる
・万が一陽性の反応があった際はそのまま治療にうつれる
・自分の都合の合う日時で検査を受けられる
です。
もちろん、性病を検査する上では保健所で検査することも一つの方法になります。
しかし、保健所では1日に検査できる人数に上限があったりするなど条件があります。
病院での検査の場合は、条件に縛られることなく検査ができるのが魅力的です。
病院によってはオンライン診療を受け付けている場合もあります。
何か事情があり、通院が難しい場合があってもオンライン診療で対応してもらえます。
性病検査の値段は1回1項目あたり8,000円～10,000円になります。
病院によっては、複数項目検査によって料金を割り引いてもらえることもあるのでお得になります。
料金に関しては、保健所での検査は無料になります。
今すぐ検査の必要はなく、とにかく費用を抑えたい方は保健所での検査もオススメです。
検査キットを使用する
病院に行って性病の検査を受けることに抵抗のある方は、性病検査キットを使用するのも1つの方法です。
性病検査キットはインターネットでの購入が可能です。
値段は安いものは約6,000円からで、安価に購入が可能です。
もちろん、複数項目検査できる性病検査キットの値段は6,000円より高くなる場合があります。
また、性病検査キットの正確性について疑問を抱かれる方もいらっしゃるかもしれません。
基本的には性病検査キットと病院での性病検査の手法は同じです。
性病検査キットの正確性が病院での検査に劣るというわけではありません。
実際に性病検査キットを購入するにあたって注意すべき点は、
・検査できる項目
・送料の有無
です。
項目はもちろん自分の気になっている部位、性病を検査できるものを選択しましょう。
また、性病検査キットによっては、価格に送料が含まれない場合もあります。
できる限り費用を抑えるためにも、送料の有無も確認するようにしましょう。
男性が性病の予防のためにできること
重要なのは性病をいかに予防できるかになります。
それでは実際に男性が性病の予防のためにできることは何でしょうか。
ここでは、実際に男性が性病の予防のためにできることについて紹介します。
しっかりと避妊具を使用する
避妊具を使用することは、最も手軽にできる性病予防の方法です。
男性の場合、性病は、
・性器
・喉
・肛門
から感染が多く確認されています。
男性の場合、避妊具を使用することで粘膜や体液の直接的な接触を避けられます。
避妊具は、避妊だけではなく性病予防にも有効です。
性行為の際には、避妊だけではなく、性病予防のためにも避妊具を着用するようにしましょう。
信頼できる相手以外と性行為しない
性病でないことが確認できている相手以外と性行為しないことも性病予防につながります。
例えば、長年連れ添ったパートナーは性病でないことが確認できていますよね。
しかし、性病でないと確認できない相手と性行為に及んだ場合は、性病をうつされてしまう可能性を否定できません。
相手が自分の性病を自覚できてない場合もあります。
性病検査結果が陰性であると確認できない相手との性行為は避けるようにしましょう。
定期的に検査を受ける
「避妊具をつけて信頼のあるパートナー以外との性行為していないが不安」
このような悩みをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
どうしても自分が性病にかかっていないか不安な方は、定期的に性病検査を受けることがおススメです。
定期的に性病検査を受けることで、自分は性病にかかっていないという安心を得られます。
また、定期的に性病検査を受けることはパートナーのためにもなります。
もし、自分が性病にかかっていることが判明した場合、一緒にいるパートナーもまた性病にかかっている可能性があります。
自覚症状の薄い性病の場合、パートナーは気づけていない可能性があります。
定期的に自分が性病検査を受けることで、自分やパートナーを守れます。
しかし、定期的に性病検査を受けることは、費用的にも厳しい場合があります。
時間とお金に余裕がある方は、定期的に性病検査を受けることも1つの方法です。
ED治療でおすすめのオンライン診療2選
ここでは、おすすめのED治療クリニックを紹介します。
ぜひ、クリニック選びの参考にしてください。
ED治療薬に関する診察・処方は、自由診療のため保険適用外です。
eLife（イーライフ）
出典：eLife（イーライフ）
eLife（イーライフ）は、スマホで医師に相談できるオンライン診療のプラットフォームです。
医師が診察するので、医師の処方箋が必要なEDの治療薬も処方してもらえます。
ED治療薬が届くまでの流れは、以下の通りです。
- WEBで問診票の記入と診察予約
- 医師と電話診察
- 最短で診察当日にED治療薬発送
DMMオンラインクリニック
DMMオンラインクリニックは、多くの成人男性が悩んでいるEDの改善を目指しています。
ED治療薬のバラ売りやセット売り、定期配送に対応していています。
DMMオンラインクリニックの医師による診察は、初診も再診も無料で受けられます。
気になる方はぜひ、診察予約してみてください。
男性の性病についてのまとめ
今回本記事では、男性の性病について紹介しました。
・男性のかかる有名な性病は、
①クラミジア感染症
②HIV感染症
③淋菌感染症
④梅毒
がある。
・男性が性病検査するためには、病院での検査か性病検査キットでの検査が必要
・男性が性病予防のためにできることは、
①避妊具の確実な着用
②信頼できる相手以外と性行為しない
③定期的に検査を受ける
が有効である。
最後までお読み頂きありがとうございました。