「生理前の症状を治したい!」
「生理が長期間来なくて不安…」
など、生理前に抱える悩みはたくさんありますよね。
そんな悩みにお応えするべく、生理前の状況に関して知っておくべき様々な知識を解説します。
本記事では生理前について、以下の点を中心にご紹介します。
- 生理前の症状とは何か
- 生理前の症状はどのように治すのか
- 生理が来ないときどうすれば良いのか
生理前に関する正しい知識を付けるためにも、ご参考いただけますと幸いです。
- 1 生理前の様々な症状
- 1.1 生理前の症状1:体温の上昇
- 1.2 生理前の症状2:食欲増進
- 1.3 生理前の症状3:眠くなる
- 1.4 生理前の症状4:頭痛
- 1.5 生理前の症状5:イライラ
- 1.6 生理前の症状6:吐き気
- 1.7 生理前の症状7:下痢
- 1.8 生理前の症状8:腹痛
- 1.9 生理前の症状9:便秘
- 1.10 生理前の症状10:むくみ
- 1.11 生理前の症状11:胸の張りや痛み
- 1.12 生理前の症状12:寒気
- 1.13 生理前の症状13:胃痛
- 1.14 生理前の症状14:肌荒れ・ニキビ
- 1.15 生理前の症状15:倦怠感
- 1.16 生理前の症状16:頻尿
- 1.17 生理前の症状17:めまい
- 1.18 生理前の症状18:貧血
- 1.19 生理前の症状19:出血
- 1.20 生理前の症状20:動悸
- 1.21 生理前の症状21:関節痛
- 1.22 生理前の症状22:肩こり
- 2 生理前の症状はピルで解決できる!
- 3 【ピルが買える!】おすすめクリニック8選
- 4 生理前の症状でピルを服用する時の注意点
- 5 生理前っておりものはどうなるの?
- 6 生理前のダイエットは意味ある?
- 7 生理前のダイエットで痩せる方法
- 8 生理の習い方が生理前の症状に及ぼす影響について
- 9 生理に関するよくある質問
- 10 生理前まとめ
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生理前の様々な症状
月経が開始する前に様々な身体的、精神的に不快な症状をきたします。
これを月経前症候群(PMS)といい、月経が開始すると同時に症状が落ち着くのが特徴です。
生理前の症状1:体温の上昇
生理周期は、卵胞期、排卵期、黄体期、月経期に分かれ、この周期を繰り返します。
生理周期の中で月経期直前の黄体期の14日程度が高温期となります。
個人差もありますが、高温期では基礎体温が37℃近くまで上がり、身体がだるく感じる方もいます。
黄体期以外では、基礎体温が0.1〜0.2℃程度低下するため、黄体期には余計に身体が熱く感じます。
黄体期には黄体ホルモンが分泌されるため、この働きにより体温が上昇していると考えられています。
対策としては、基礎体温をつける癖をつけることで、黄体期にホルモンの正常な働きによって体温が上昇しているということを把握することが大切です。
生理前の症状2:食欲増進
生理前の黄体期には、黄体ホルモンの分泌が原因となり食欲が増進します。
女性ホルモンである卵巣ホルモンは、血糖値の上昇を抑制し、インスリンの効果を高める働きがあります。
逆に、黄体期に分泌される黄体ホルモンは、インスリンの効果を抑制し、血糖値を上昇させる働きがあります。
血糖値が上昇すると、それを感知してすい臓のランゲルハンス島β細胞からインスリンが大量に分泌され、血糖値が急激に低下してしまいます。
血糖値が低下すると、身体がグルコースを必要とするため、空腹を感じ食欲が増進します。
生理前の症状3:眠くなる
生理前の眠気の原因は、体温の上昇です。
先述したように、生理前の黄体期には黄体ホルモンが分泌され、基礎体温が37℃近くまで上がり、身体がだるく感じる方がいます。
約2週間の黄体期の間、基礎体温が上昇したままになる一方で、一日の中での体温変化は起こりにくくなるのが特徴です。
一日の中で、通常眠っている間の体温は低くなりますが、黄体期には眠っている間の体温も高いまま維持されてしまいます。
そのため、夜の睡眠の質を高く保つことができません。
夜の睡眠が浅くなることで、日中に眠くなったり身体がだるくなったりすることがあります。
生理前の症状4:頭痛
黄体期には、月経関連片頭痛と呼ばれる片頭痛が生じることがあります。
通常の片頭痛よりも持続時間が長く、痛みが強く、再発しやすいという傾向があります。
卵巣ホルモンの分泌量が、黄体期に急激に低下することで、同時にセロトニンという物質も減少することが頭痛の原因に大きくかかわっています。
セロトニンは、血小板から放出される物質で、脳の血管を収縮する作用を持っています。
そのため、セロトニンの分泌が減少すると脳の血管が拡張していき、その血管の動きに対応して頭痛が起こります。
生理前の症状5:イライラ
生理前に発生するイライラ感や抑うつなどの精神症状は、PMSの症状のうちの1つです。
PMSの原因は、黄体期に卵巣ホルモンや黄体ホルモンの分泌量が急激に低下することだと言われていますが、詳しくは分かっていません。
また、卵巣ホルモンの減少に伴ってセロトニンの分泌が低下することも、生理前の精神症状に影響を与えています。
セロトニン分泌の低下は、頭痛を引き起こすだけでなく、ドパミンやノルアドレナリンといった感情をコントロールする物質のバランスを崩してしまうこともあります。
その結果、生理前にイライラや抑うつなどの精神症状を引き起こします。
生理前の症状6:吐き気
生理前から吐き気やむかつきなどを感じることもあり、意外に多くの女性が悩まされています。
吐き気が起こるのは、プロスタグランジンが過剰に分泌されることによります。
プロスタグランジンは子宮だけでなく胃や腸の筋肉も収縮させてしまうため、胃に不快感が起こり、吐き気という症状として現れます。
その他にも、生理前に体調が不安定となることで、食事のリズムが乱れ胃腸に負担がかかることも、原因のひとつとなります。
また、低用量ピルや漢方薬を服用するのも良いでしょう。
ただし、吐き気止めを服用するほど日常生活に支障をきたす場合は、医療機関を受診してください。
生理前の症状7:下痢
生理前はお腹が張り便秘となり、生理が始まると下痢気味になる方は多くいます。
生理前の黄体期には、黄体ホルモンが多く分泌されますが、月経期に入ると黄体ホルモンの分泌が低下します。
それと同時に、プロスタグランジンという物質の分泌が増加し、腸の収縮が活発となるため下痢が発生しやすくなります。
生理前にかかりやすいストレスも下痢の原因となってしまいます。
また、おなかをなるべく冷やさないことも大切です。
もし、1日に何度も下痢が出る場合や、3日以上続く場合などは、医療機関を受診してください。
生理前の症状8:腹痛
月経期に加え、黄体期にも下腹部痛が起こります。
生理における代表的な症状として知られており、PMSの症状のうちの一つとなっています。
生理が始まる少し前から、子宮を収縮させる働きを持つホルモンであるプロスタグランジンが多く分泌されるようになります。
プロスタグランジンは痛みや熱などを引き起こす成分として知られ、子宮の中に滞ることで子宮やその周りの血管が過剰に収縮し、下腹部痛を起こします。
また、軽い運動をすることで体の血流がよくなり、腹痛を緩和してくれますのでおすすめです。
同じ作用機序によって腰痛も起こるため、腰痛の対策にも応用できます。
生理前の症状9:便秘
生理前はお腹が張り便秘になる方が多くいます。
生理前の黄体期には、黄体ホルモンの分泌が増加します。
黄体ホルモンは、腸壁の水分を吸収することで腸の収縮運動を抑制する作用を持っています。
そのため、分泌量が増えると腸の働きが悪くなり、生理前の便秘という症状として現れます。
便秘が続くと、消化されなかった腸管内容物が大腸内に長くとどまり、便中の水分が吸収されてしまいます。その結果、便が硬くなり、さらに便秘が悪化してしまうこともあります。
便秘が体重増加の要因にもなっていると考えられており、生理前の女性は太りやすい傾向にあります。
生理前の症状10:むくみ
生理前には、身体や手足、顔にむくみが出現することがあります。
黄体ホルモンには、体内に水分を貯留させる働きもあります。
これによりむくみが起こり、体重が増えたり、動くのがおっくうになったりします。
また、身体が冷えることで下半身の血液の流れが悪くなり、足にむくみが出ることもあります。
また、カリウムが不足するとむくみやすくなるため、意識して摂取することをおすすめします。
カリウムは、切り干し大根、ドライトマト、アボカド、ホウレンソウなどの野菜、ドライバナナ、ドライマンゴー、干し柿などの果物のほか、海藻類にも豊富に含まれています。
生理前の症状11:胸の張りや痛み
生理前に、胸の張りや痛みを感じる方もいます。
黄体期に黄体ホルモンが増加すると、乳房の血流が増え、乳腺組織が活発化するため、胸が張ったり、痛みを感じたりするなどの症状が見られます。
胸の周辺を優しくマッサージすることで、乳房の血行が良くなり張りや痛みが軽減することがあるため、効果的です。
また、むくみも原因となるため、味の濃いものの摂取や飲酒を控えることも大切です。
生理前や妊娠中でもないのに、胸の張りや痛みを感じる場合は、他の病気の可能性もあるため、医療機関を受診するようにしてください。
生理前の症状12:寒気
生理前になると、体が生理に備えて体内の水分量が増え、冷えやすくなります。
月経が始まると、血液と水分が体外に排出されるとともに、熱も一緒に体外に出て行くため、冷えや寒気がますます促進されてしまいます。
特に女性は筋肉量が少ないため、熱を体内に保つことが苦手なため、冷え性になりやすいという特徴もあります。
身体が冷えてしまうと卵巣内の血行不良が起こり、卵巣ホルモンの分泌量が低下することで、重い生理や月経不順が引き起こされることもあります。
また、ストレスが血行を悪くし、冷えや寒気を招くということもあるため、ストレス解消することも大切です。
生理前の症状13:胃痛
生理前は、黄体期に黄体ホルモンの分泌が増加することで、お腹が張り便秘になる方が多くいます。
胃と腸は、消化管として一つの管でつながっているため、便秘になると腸から胃にかけて負担がかかり、胃痛が起こることがあります。
また、胃痛は下腹部痛や腰痛と同様に、生理における代表的な痛み症状として知られており、PMSの症状のうちの一つとなっています。
黄体期において黄体ホルモンが多く分泌されるようになるため、胃の血管を過剰に収縮させることで胃痛を引き起こします。
もし胃痛が発生した場合は、横になり体を丸めると痛みが緩和されることがあります。
また、市販の痛み止めや胃薬を服用することも胃痛の対象法の一つです。
生理前の症状14:肌荒れ・ニキビ
生理前は、肌のきめが悪くなったり、ニキビや湿疹が出やすくなったります。
生理前の黄体期には、黄体ホルモンの分泌量が増えるため、皮脂の分泌が活発になります。
そのため、あごや口元など部分的にニキビができたり、湿疹などの炎症を起こしたりすることがあります。
秋や冬などの寒い時期は、乾燥により肌からうるおいが失われ、肌のバリア機能も低下します。
その結果、外からの刺激に敏感になり、肌荒れやニキビ、炎症をさらに悪化させることもあるため注意が必要です。
また、低用量ピルを服用することで肌荒れに効果がありますので、ぜひお試しください。
生理前の症状15:倦怠感
生理前になると、身体が重く、倦怠感を感じることがあります。
例えば、休んでもなかなか疲れが取れなかったり、仕事や家事にやる気が起きなかったりします。
生理周期においては、卵巣ホルモンや黄体ホルモンの分泌量変化が、気分の調節に関わるセロトニンやγアミノ酪酸(GABA)に影響を及ぼしていると言われています。
セロトニンが低下すると、女性ホルモンの分泌バランスが崩れ、不安や抑うつなどの精神症状を引き起こすことがあります。
γ-アミノ酪酸は、ストレスを緩和したり、睡眠の質を整えたりする作用を持っています。
そのため、分泌量が低下すると、リラックスできなくなって疲れや倦怠感を感じるようになります。
生理前の症状16:頻尿
生理前に頻尿になるという方も多くいます。
生理時には、プロスタグランジンという物質が、子宮の収縮運動を活性化します。
その結果、子宮では激しいぜん動運動が起こり、これが隣接する膀胱にも伝わることで膀胱でも異常収縮が起こります。
膀胱が過活動状態になると、水分を多くとっていなくても頻尿になることがあります。
過活動膀胱では、突然トイレに行きたくなり、我慢することが難しくなる尿意切迫感や、日中に8回以上トイレに行く昼間頻尿などの症状をきたします。
対策としては、肛門や膣を締めたりゆるめたりして骨盤底筋が鍛えると、尿道を締める力が強くなり、尿を我慢できる時間が長くなります。
生理前の症状17:めまい
生理前には、PMSとしてめまいが生じる方もいます。
黄体期に多く分泌される黄体ホルモンは、脳内の神経伝達物質に影響を及ぼすため、めまいや立ちくらみが起こることがあります。
黄体ホルモンには、水分を体に貯留する作用も持っているため、内耳の一部に水分がたまり、めまいが起こることがあります。
また、仕事や家庭でストレスを抱えていたり、疲労していたりすると、自律神経が乱れやすく、めまいが生じることがあります。
ストレッチやウォーキングなどの軽い運動を習慣づけることも、全身の血行や代謝を改善するのに適しています。
生理前の症状18:貧血
生理中は、経血があるため貧血傾向になりやすいと言われています。
月経期に血液が体外へ排出されると、鉄分が体内から失われます。
鉄分は全身に酸素を運搬しているヘモグロビンを産生するために必要であるため、月経期にヘモグロビン量が低下し、全身の臓器が酸素不足に陥ります。
これを鉄欠乏性貧血といい、女性が発症しやすい貧血の一つです。
また、PMSの症状として貧血を生じることもあります。生理前に身体は妊娠に向けた準備を始めるため、黄体期に黄体ホルモンが多く分泌し、子宮やその周辺に血液が集中します。
その結果、脳に血液が十分回らなくなり、貧血を起こすといった流れです。
生理前の症状19:出血
月経期以外の時期に少量の血が出たり、お腹の痛みがあったりする症状を「不正出血」と呼びます。
不正出血には、排卵期の一時的にホルモンバランスが不安定になることが原因となって生じる排卵期出血があります。
排卵期出血は、生理開始2週間後前の排卵期に起こり、中間期出血とも呼ばれます。
下着に付く程度の出血が1〜3日ほど続き、下腹部痛やおりものが同時に生じることもあります。
排卵期出血は、下着に付く程度の少量の出血であれば、心配する必要はありません。
生理前の症状20:動悸
生理前に、PMSの症状の一つとして動悸を感じることがあります。
症状の重さや現れる症状は個人によって異なり、単にバクバクするだけの場合もあれば、めまいや頭痛を伴う場合もあります。
生理前の動悸は、黄体期に分泌される黄体ホルモンの影響で自律神経が乱れて動悸が起こりやすくなります。
貧血によって動悸が起こることもあります。
子宮やその周辺に血液が集中したり、経血によって鉄分が失われたりすることで貧血が起き、その症状として動悸が発生することがあります。
また、ストレスが原因となって動悸が起こることも多々あります。
生理前は特に、不安や抑うつな気分となる時期であるため、ストレスに敏感になっています。
生理前の症状21:関節痛
生理前には、PMSの症状の一つとして関節痛をきたすことがあります。
関節痛の原因は、黄体期にホルモンバランスが不安定となり、身体が水分を貯留しやすい状態になります。
筋肉や関節組織に余分な水分が溜まることで、全身の痛みや関節痛が起こることがあります。
肩、ひじ、手首、股、ひざ、足首など、痛む間接の場所には個人差があり、多関節痛に悩まされる方もいます。
ただし、水分を極端に控えるのは身体によくないため、水分の摂取には白湯をおすすめします。
白湯は身体に吸収されやすく、身体を温めてくれるのでむくみの解消にも効果的です。
生理前の症状22:肩こり
生理前に肩こりに悩まされる方も多くいます。
先述したように出血が原因となって鉄欠乏性貧血を生じ、肩へ酸素が行き届きにくくなることで、肩こりが発生することがあります。
また、生理前の黄体期には黄体ホルモンの分泌量が増加するため、子宮やその周辺に血液が集まってしまいます。
その結果、肩や首には酸素が行き届きにくくなり、肩こりを引き起こしやすくなります。
対策としては、肩や首まわりの血行を良くすることが大切です。
健康器具を用いて首や肩をほぐしたり、エクササイズをしたりすることで血行が良くなります。
生理前の症状はピルで解決できる!
生理前には、月経前症候群やその他さまざまな症状を起こします
この項目では、ピルの服用による治療法を紹介します。
生理前の症状がピルで解決できる理由
月経周期のなかで、生理直前にある黄体期では、黄体ホルモンの分泌が増加します。
黄体ホルモンは、受精卵が着床しやすいように子宮内膜を厚くし、妊娠の準備をする役割を果たします。
ただし、黄体ホルモンの分泌増加は、全身の血行を悪くしたり、精神状態を不安定にさせたりすることで、PMSを発症させることがあります。
ピルには黄体ホルモンが含まれており、服用することで血流にのって全身へめぐり妊娠状態と脳が勘違いします。
その結果、体内で自然に分泌される黄体ホルモンの分泌量が減少し、黄体ホルモンの分泌を契機に発生する様々な症状を抑制します。
また、月経周期のなかで、黄体期より前にある卵胞期では卵胞ホルモンが分泌され、これが引き金となり黄体ホルモン分泌増加まで月経周期が進行します。
ピルには、卵胞ホルモンも含まれているため、卵胞ホルモンとそれに続く黄体ホルモンの分泌量を調整し、生理前の症状を抑えます。
生理前の症状で使われるピルの種類
ピルは、卵巣ホルモンの配合量の違いによって中用量ピル、低用量ピル、超低用量ピル、ミニピル、アフターピルの5種類に分類されます。
生理前の症状を生じるPMSを改善するためには、配合されているホルモン量が30µg(マイクログラム)以下で最も少ない超低用量ピルが頻繁に選択されます。
超低用量ピルは、月経前症候群に加え、月経困難症や子宮内膜症などの女性特有の病気を治療するために使用される薬です。
月経期前に発生する排卵や子宮内膜の肥厚などを抑制する作用を持っており、これが生理前の様々な症状を改善してくれます。
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通常、クリニックでのピルの処方は、初診であれば1ヶ月から2ヶ月分の処方が一般的ですが、あおぞらクリニックでは、初診でも最大3ヶ月分のピルの処方が可能です。
しかし、継続処方を受けるには、初めての処方から3ヶ月以内に採血検査が必要となります。
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生理前の症状でピルを服用する時の注意点
ピルは、正しい方法で服用することで初めて最大限の効果を発揮します。
服用する際の注意点をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
飲み忘れ
超低用量ピルは、生理が始まって1日目〜5日目から、実薬を毎日1回1錠を決まった時間に服用し、最後に7日間の休薬期間を設けます。
ピルを1日飲み忘れた場合は、飲み忘れに気づいた時点で1錠服用し、次のピルをいつも通りの服用時間に服用します。
1日以上飲み忘れに気づかなかった場合は、直ちに服用を中止し、次の出血があらわれた1日目〜5日目の間にピルの服用を再開してください。
飲み忘れをしないための対策としては、お薬手帳などを用いて毎日服用の記録をつけることをおすすめします。
副作用
ピルの副作用には、不正出血、血栓症、むくみ、吐き気などがあります。
しかし、超低用量ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類の女性ホルモンが配合されていますが、含まれている卵胞ホルモンの量が最も少ないピルです。
したがって、生じる副作用が軽く、ピルの中で最も副作用が出にくい薬です。
副作用の症状があったとしても、1シートを飲み終える頃にはホルモンバランスが改善され、次第に落ち着いてくるのでご安心ください。
ただし、薬の効果・副作用には個人差があるため、医師ときちんと相談したうえで服用するようにしましょう。
購入方法
現在の日本では、ピルは医師により作成された処方箋が無いと販売することが認められない「処方箋医薬品」に分類されています。
クリニックでは正規に入荷したピルのみを扱っているため、直接来院してもオンラインでも安全なものを処方してもらえるため、ご安心ください。
生理前っておりものはどうなるの?
生理前のおりものの状態や、妊娠したときのおりものの変化など、おりものに関する基礎知識をご紹介します。
そもそも「おりもの」とは?
おりものとは、子宮頸部・子宮内膜、膣壁、汗腺からの分泌物や古い細胞などが混じって流れ出る、粘性のある液体です。
おりものの主な役割は、自浄作用と受精の手助けの2つです。
自浄作用とは、膣内に細菌が侵入したり、繁殖したりするのを防ぐ作用であり、膣内を清潔な環境に保ってくれます。
受精の手助けとは、排卵期に子宮の出口から出たおりものが、精子が膣から子宮を通って卵子までスムーズに到達するのを促進する作用です。
排卵期におりものの分泌が増加し、潤滑油のように作用してくれます。
生理前はおりものの量が増えてにおいがきつくなる
おりものは、生理周期と同様に卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌に影響を受けます。
おりものの分泌量は卵胞ホルモンの分泌周期と類似の流れを辿るため、卵胞期から排卵期にかけて増加した後、黄体期から月経期にかけて減少します。
生理直後はサラッとしていますが、卵胞期から排卵期にかけて透明でとろみがある状態になります。
黄体期から生理前にかけてドロッとした粘りのある状態になり、下着につくと黄色っぽく見えます。
また、生理前には臭いも強くなっていきます。
おりものの分泌量は女性ホルモンの分泌量に比例するため、妊娠可能な年齢では量が多くなり、閉経を迎える年齢では量が減少します。
生理前のおりものと妊娠超初期のおりものとの違い
生理前と妊娠初期ではおりものの量や状態、色に違いがみられるため、妊娠しているか否かの目安になります。
ただし、変化には個人差があるため、妊娠を判断する際は基礎体温の変化や妊娠検査薬などの結果を参考にするようにしましょう。
妊娠していないときは卵胞ホルモンの分泌量が少ないため、通常の生理前にはおりものの量が減少していますが、妊娠初期では卵胞ホルモンの分泌量とともにおりものの分泌雨量も増加します。
臭いについては、生理前でも妊娠初期でも、酸っぱい臭いが強くなるため、差はあまりありません。
生理前のダイエットは意味ある?
生理前のダイエットは体重が減りづらく、結果が出にくいと言われています。
生理前のダイエットに関する基礎知識をご紹介します。
生理前のダイエットは体重が減りずらい
生理前の黄体期には、黄体ホルモンの分泌量が増加し、体重が減少しにくくなります。
黄体ホルモンは、体内に水分を貯留させる働きを持っており、生理前にはむくみが起こりやすくなっています。
さらに、黄体ホルモンは腸壁の水分を吸収することで腸の収縮運動を抑制する作用も持っているため、分泌量が増えると腸の働きが悪くなり、便秘を起こしやすくなります。
したがって、生理前には黄体ホルモンの増加により、むくみや便秘が生じ体重が増えやすくなります。
また、生理前には卵胞ホルモンの分泌量が減少するため、脂肪の燃焼が抑制されてしまい、体重が減少しにくい原因となっています。
生理周期の中で、1〜3㎏の体重の増減がみられることが多く、ダイエットに影響を及ぼします。
生理前のダイエットは後から結果につながる
先述の通り、生理直前の黄体期には黄体ホルモンの分泌量が増加するため、むくみや便秘の影響で体重が減少しにくくなっています。
しかし、生理前にダイエットすることに意味がないわけではありません。
月経期終了後から排卵日前までの1週間は卵胞期と呼ばれ、卵胞ホルモンの分泌量が増加する代わりに、黄体ホルモンの分泌量が減少する期間です。
そのため、卵胞期は黄体ホルモンによる影響を受けにくく、ダイエットの効果が出やすい時期となっています。
生理前から食事や生活習慣のコントロールを継続してダイエットに勤しむことで、生理後の卵胞期にダイエットの結果を得られることがよくあります。
ダイエットの結果が出るまで少し時間がかかりますが、ぜひ諦めずに生理前のダイエットを継続してみてください。
生理前のダイエットで痩せる方法
この項目では、実際に生理前に有効なダイエット方法をご紹介します。
気軽に行いやすいものばかりなので、ぜひお試しください。
生理前はバランスの良い食事をとる
バランスの偏った食事は、血糖値を急激に上昇させたり、食後の腹持ちが悪かったりすることで、痩せにくさにつながってしまうため控えるようにしましょう。
バランスの良い食事とは、主食、主菜、副菜の揃った和定食をイメージするとわかりやすいでしょう。
タンパク質が不足すると痩せにくくなるため、毎食タンパク質を摂ることも意識しましょう。
生理前は軽い運動をする
生理前に軽く運動することも効果的です。
ラジオ体操やヨガなどは、激しい動きがほとんどないため、生理前の体調に敏感な身体への負担が少なくおすすめです。
ラジオ体操やヨガでは、全身のストレッチを行うことになるため、全身の血行が良くなり、痩せにくい原因となっているむくみを改善してくれます。
ヨガについては、1ポーズを1日5回、3〜5セットを目安に行うことをおすすめします。
生理前の運動は、決して無理をせず、余計なストレスを感じない程度で行うようにしましょう。
生理前は休息をしっかりとる
生理前には、しっかり休息・睡眠をとることが大切です。
睡眠時間は7〜8時間を目安にすると良いでしょう。
睡眠不足では、食欲増進ホルモンの分泌が促進され、ダイエットを行っている時期には逆効果となってしまうため、しっかり睡眠時間を確保することが大切です。
質の良い睡眠をとるためには、寝ている間の部屋の温度や湿度を整えたり、部屋の電気を暗くしたりすることが必要となります。
また、夕食や入浴は就寝の2〜3時間前までに済ませることもおすすめします。
生理の習い方が生理前の症状に及ぼす影響について
女性が生理前の症状に対してどのような考えを持つかは、自身の生理の習い方や実際の経験に応じて様々です。
この項目では、生理に対する正しい考え方や知識をご紹介します。
生理の習い方により生理前の症状を隠してしまう
周りの友達などに自身の生理に関する悩みを打ち明けたり、共有したりする方は少なく、隠してしまう方が多くいます。
その理由としては、学校の授業などで「生理は女性にとって自然な生理現象」と教わる一方で、「生理について話すのは恥ずかしいことであり、隠すべきこと」ということを暗黙の了解のように教わるためです。
仮に生理について話そうと思っても、相手は母親や親友に限られ、男性はもちろんのこと、女性の友達にも話すことが少ないのが現状です。
また、周囲に話さないだけでなく、月経異常を抱える方が医療機関に相談する機会も少ない傾向にあります。
理由としては、性に関することについて男性の医師に相談するのが恥ずかしいということがあります。
生理前の症状を無理に隠す必要はない
生理前の症状は毎月現れ、その症状の種類や重さは人によりさまざまです。
日本では生理のある女性の約70〜80%が生理前に何らかの症状を抱えると言われており、日常生活に支障をきたすほどの症状を抱える女性も少なくありません。
生理前に現れる症状によって、日常生活に支障をきたしている場合には、隠さずに婦人科を受診することをおすすめします。
抱えている症状がPMSなのか、類似しているが異なるPMDD(月経前不快気分障害)やうつ病なのかを判断することで、適切な治療を受けることが大切です。
無理して生理前の症状を隠してしまうと、この大切な治療の機会を失ってしまうこともあるため、必ず医師に相談するようにしましょう。
女性医師が対応してくれるクリニックも増えており、抵抗なく診察を受けられる機会も増えていますのでご安心ください。
生理前の症状を軽減するためには
生理前の症状は、低用量ピルを服用することによって改善します。
生理前の諸症状の主な原因となっているのは、黄体期に分泌が増加する黄体ホルモンという物質であり、分泌増加によりPMSを発症します。
低用量ピルには黄体ホルモンが含まれており、服用することで血流にのって全身へめぐるため、体内で自然に分泌される黄体ホルモンの分泌量が減少し、黄体ホルモンの分泌を契機に発生する様々な症状を抑制してくれます。
また、低用量ピルには卵胞ホルモンも含まれているため、卵胞ホルモンの分泌を契機に進行する生理前症状を抑制します。
低用量ピルは婦人科を適切に受診することで処方してもらえるため、生理前の症状で悩んでいる方はぜひ医師と相談することをおすすめします。
参考文献:2020年度 IGS 国際セミナーシリーズ(生殖領域)第 3 回
生理に関するよくある質問
ここからは生理に関するよくある質問をQ&A形式でご紹介していきます。
1週間生理がこないのは大丈夫ですか?
月経周期全体の日数は、通常25〜38日であり、変動は6日以内であるため、1週間以上の変動は異常となります。
生理予定日から、1週間以上生理がこない場合は、生理予定日から10日〜2週間以内を目安に婦人科を受診することをおすすめします。
特に注意するべきは、もともと生理不順を抱えていない方や、腹痛が伴う場合です。
もともと生理不順を抱えていない方は、生理が遅れている新しい原因が存在するはずです。
また、腹痛・下腹部痛を伴う場合は、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気である可能性が考えられます。
生理の遅れを放置すると隠れた病気の進行や早期閉経などをもたらすことがあるため、早めに医師と相談するようにしましょう。
生理についてどこに相談すればよいですか?
女性が抱えやすい生理痛やデリケートゾーンに関する様々な悩みについて、医師が詳しく解説してくれている項目があるため、まずはそれを参考にすると良いでしょう。
厚生労働省監修のため、解説内容の信頼度も保証されており、安心ですよね。
具体的には、貧血、生理痛、月経不順・無月経、PMS、不正出血、おりもの・かゆみ、月経困難症、早期閉経について解説されています。
先に挙げた項目以外に生理に関する悩みを抱えている場合は、こちらの相談窓口から相談できます。
こちらも厚生労働省の研究班の医師が答えてくれるため、信頼して相談できます。
また、女性特有の病気についてのセルフチェックも用意されており、結果に応じて病気の可能性があるかどうか、産婦人科を受診するべきか否かの判断をしてくれるため、非常に便利です。
生理がこないときは何科に行けば良い?
問診の後、血液検査で様々なホルモン分泌量に異常がないかどうか調べ、超音波検査で卵巣と子宮内膜の状態を観察し、病気の有無を確かめます。
血液検査では採血を行う際に多少の痛みを伴う場合がありますが、超音波検査ではプローブを下腹部に当てるだけであり、特に痛みを伴うことはありませんのでご安心ください。
生理予定日から10日〜2週間以内の早期に受診すれば、原因の特定や適切な治療を受けられ、その後の病気や不妊などのリスクを避けられることがあります。
また、産婦人科であれば低用量ピルの処方も行っているので、薬物治療の相談もスムーズに行えます。
スムーズな診察を行うため、なるべく着脱しやすい服装で受診し、直近の生理周期をまとめておくと良いでしょう。
生理がこなくて不安です。まず何をすればよいですか?
妊娠初期症状は、いつもの生理前の諸症状より、胸の張り・イライラ・眠気などの症状が強く現れるのが特徴的です。
仮に妊娠初期症状があったり、妊娠検査薬が陽性だったりする場合は、すぐに産婦人科で検査を受けるようにしましょう。
妊娠していなくても、生理不順はストレスや冷えなどで生理不順を引き起こすことがあります。
したがって、6日以内の遅れである場合は、リラックスを心がけたることでストレスを減らしたり、温かい飲食物を摂取することで身体を温めたりすると良いでしょう。
ただし、生理が一週間以上遅れている場合は、病気の可能性も否定できないため、なるべく早期に産婦人科を受診することをおすすめします。
生理がこないというのは妊娠したということなのでしょうか?
妊娠検査薬の結果が陽性であったり、妊娠初期症状が見られたりする場合は、妊娠していることもありますが、それ以外にもいくつも原因が考えられますのでご紹介します。
過度なストレスやダイエット・肥満
ストレスや過度なダイエットは、体内のホルモンバランスを保持する要である視床下部に影響を与え、卵巣からの女性ホルモン分泌が抑制されてしまいます。
その結果、ホルモンバランスを不安定にさせ、生理不順を引き起こすことがあります。
卵巣の病気
多嚢胞性卵巣症候群、卵巣腫瘍、早期閉経などの病気は、生理不順の原因として見られることがあります。
いずれの病気においても卵巣機能が低下し、生理不順や無月経を生じるのが特徴的です。
PMSとPMDDは何が違いますか?
一方で、PMDDは月経前不快気分障害と呼ばれ、PMSの中でも特に不安定な精神症状が著しくみられ、日常生活に支障をきたしている状態を指します。
PMSでは、イライラ、憂鬱などの精神症状に加え、頭痛、腰痛、眠気、むくみ、身体の冷えなどの身体症状もきたします。
PMDDでは、PMSで見られるイライラや憂鬱などがさらに強まり、暴力的な振る舞いをしたり、憂鬱な感情による希死念慮が現れたりします。
PMS、PMDD両者とも、治療としてはピルや抗うつ薬などの薬物療法を用いたり、生活改善指導を行ったりします。
生理前まとめ
本記事では、生理前についてお伝えしてきました。
生理前について重要なポイントをまとめると、以下のようになります。
生理前に生じる代表的な症状は、以下の表のとおりです。
身体症状 | 精神症状 |
頭痛 | イライラ |
腰痛 | 倦怠感 |
下腹部痛 | 抑うつ |
胸の張りや痛み | 不安 |
むくみ | 疲労感 |
PMSは超低用量ピルを服用することで改善します。生理予定日から1週間以上生理が来ない場合は、妊娠や病気の可能性があるため、なるべく早期に産婦人科を受診することをおすすめします。
この情報が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。