「避妊のためにピルを飲みたいけど、いろいろ種類があって何を選べばいいかわからない」という人は少なくありません。
そんな方には、ピルの中でも安値で購入できるミニピルがおすすめです。
本記事ではミニピルについて以下の点を中心にご紹介します。
- ミニピルの特徴
- ミニピルの避妊効果
- ミニピルの値段
- ミニピルの買い方
- ミニピルの飲み方
ミニピルについて理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
ミニピルとは
ミニピルとは、エストロゲン(女性ホルモン)を含まず、プロゲストーゲン(黄体ホルモン)のみ配合されているピルのことです。
プロゲストーゲンしか含有されていないので、POP(Progestogen-Only Pillの略称)とも呼ばれることもあります。
よく使われる超低用量ピルは、エストロゲンの配合量を抑えていますが、ミニピルのように全く配合されていないわけではないので、混合しないように注意しましょう。
ミニピルの特徴は?
ミニピルは、エストロゲンが配合されていないので、血栓症のリスクがほとんどありません。
ただし、飲み始めに不正出血が続いたり肌トラブルが起こりやすかったりするという特徴もあります。
メリットとデメリットを理解したうえで、ミニピルを服用するのか判断することをおすすめします。
ミニピルの避妊効果
「ミニピルって本当に効果があるの?」と疑問に思う人も多いでしょう。
ここでは、ミニピルの避妊効果について紹介します。
ミニピルの避妊率
ミニピルの避妊率は99%以上とされています。
ただし、この数値は正しく服用した場合に限ります。
飲み忘れや薬の併用などを含めると、避妊成功率は93%まで下がります。
ミニピルの種類によって若干の差はありますが、毎日決まった時間に服用していれば、しっかりとした避妊効果が期待できるでしょう。
ミニピルの避妊率を下げるNG行為
ミニピルの避妊率を下げるNG行為を下記にまとめました。
- 飲み忘れ
- 他の薬との併用
- 嘔吐
- 下痢
ミニピルは適切に内服しないと効果が半減してしまうので、上記のような行動をしないように注意してください。
また、他の薬と併用してもいいか自分で判断がつかない場合は、ミニピルを内服する前にしっかりと医師に相談することをおすすめします。
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ミニピルの値段相場
ミニピルの値段相場はいくらになるでしょうか?
ここでは、ミニピルの値段相場について見ていきましょう。
ミニピルの平均価格
ミニピルの1シート(28日分)あたりの平均価格は、約2,500円(税込み)となっています。
ただし、ピルの購入には医師からの処方箋が必要なので、受診をしないと購入できません。
なので、1カ月にかかる費用は4,000円程度と判断していいでしょう。
ピルの値段比較
ピルは大きくわけて5種類ありますが、それぞれの値段はいくらなのでしょうか?
詳しくは下記の表をご覧ください。
ピルの種類 | 1ヵ月分のピルの値段(税込み) |
中用量ピル | 約5,500円 |
低用量ピル | 約3,500円 |
超低用量ピル | 約10,000円 |
ミニピル | 約2,500円 |
アフターピル | 約8,000円~25000円 |
ご覧頂ければわかる通り、ミニピルはピルの中でも一番安価です。
一番高価な超低用量ピルと年間で比べると、1か月で7500円ほど差がでることになります。
ただし、ピルはクリニックによって値段の差が大きいので、この数値が絶対とはいえません。
ミニピルはどこで買える?
「ミニピルに避妊効果があることはわかったけど、どこで購入できるの?」と疑問に思う人は多いでしょう。
ここでは、ミニピルの購入方法について紹介します。
ドラッグストアや薬局で買えない
日本のドラッグストアや薬局では、ミニピルは購入できません。
医療品は、一般医療品と医療用医療品にわけられるのですが、ミニピルは医療用医療品に該当します。
医療用医療品は、医師の処方箋がないと購入できません。
そのため、ミニピルは気軽にドラッグストアなどでは購入できないというわけです。
クリニックでも買える
ミニピルは、専門のクリニックなら購入することが可能です。
もちろん医師の診断を受けたうえで、処方箋をもらう必要があります。
年齢制限により断られたり、保護者の同席・同意がないと処方してくれなかったりするクリニックもあります。クリニックに行く場合は、前もって処方してもらえるか連絡するようにしましょう。
通販でも買える
ミニピルは、通販でも購入することができます。
この方法は、オンライン診療をしたうえで、ピルを処方してもらいます。
そして、現在は新型コロナウイルスの影響もあって、初診からオンライン診療が可能です。
仕事や育児で忙しくて通院できない人や、近くに専門のクリニックがない人にはとてもおすすめな方法なので、ぜひ試してみてください。
ミニピルをオンラインで買うメリット
前述したとおり、ミニピルはオンラインでも購入可能です。
そのことによって、たくさんのメリットを得ることができます。
ここでは、ミニピルをオンラインで買うメリットについて見ていきましょう。
気軽に注文できる
ミニピルをオンラインで買うメリットとして、気軽に注文できることが挙げられます。
直接クリニックを利用する場合は、わざわざクリニックに行って診断を受けたり、通院のために再度クリニックに行く必要があるので、とても手間ですよね。
このように、すきま時間に気軽に注文できるのが、オンラインでミニピルを購入するメリットです。
どこでも購入可能
ミニピルをオンラインで購入するメリットとして、どこでも購入可能なことが挙げられます。
小さいお子さんがいる母親や介護中の人など外出が困難な人は、なかなかクリニックに通えなくて困りますよね。
でも、オンライン処方を利用すれば、通院せずに定期的にミニピルを手に入れることができます。
オンライン処方は、忙しい現代人にとって大変便利な方法なので、ぜひ利用を検討してみてください。
人に会わずに済む
ミニピルをオンラインで購入することによって、人に会わずに済むというメリットもあります。
ミニピルなどのプライベートなことは、できれば誰にも知られたくないという人は多いです。
オンラインならば人に会う必要がないので、プライバシーが保たれます。
専門のクリニックへ通院するのに抵抗がある人は、ぜひオンライン処方を利用してみましょう。
ミニピルの選び方
ミニピルといってもいろいろな種類がありますが、どのようなポイントで選べばいいのでしょうか?
ここでは、ミニピルの選び方について紹介します。
成分で選ぶ
ミニピルに含有されている黄体ホルモンには、下記の4種類があります。
- ノルエチステロン(第1世代)
- レボノルゲストレル(第2世代)
- デソゲストレル(第3世代)
- ジエノゲスト(第4世代)
この4種類の黄体ホルモンの違いは、アンドロゲン作用の強さです。
アンドロゲン作用とは、ニキビや多毛、体重増加などの副作用のことを指します。
世代が進むにつれて、この副作用が弱くなる傾向にあるので、ミニピルを選ぶ際はジエノゲストが含まれている商品を購入するといいでしょう。
使いやすさ(続けやすさ)で選ぶ
ミニピルを選ぶ際は、使いやすさ(続けやすさ)を重視しましょう。
ミニピルは長期にわたり服用することが多いので、購入場所や診療時間などが重要になってきます。
自宅や職場に近いところにクリニックがある人なら、クリニックを受診することは問題ありません。
値段で選ぶ
ミニピルを選ぶ際は、値段を把握することがポイントです。
そのため、自分の月の収入や貯金額を十分に把握したうえで、購入を検討しましょう。
現状の日本において、ミニピルは保険適用外の自費診療のみの取り扱いとなっているので、他の薬と比べると高めかもしれません。
ミニピルの正しい飲み方
ミニピルは基本的に毎日、1日1回1錠服用します。
食前、食後はとくに関係ないことが多いです。
生理の始まった1日目から服用を開始して、避妊を続けたい期間まで飲み続けましょう。
もし飲み忘れてしまった場合は、避妊率が低下してしまいます。
ミニピルの効果が出てくるまでの期間
ミニピルを服用してから効果が出るまでの期間は、飲んだタイミングによって大きく異なります。
生理の初日からミニピルを服用した場合は、排卵のタイミングとずれていることが原因で、飲んだその日から避妊効果を得ることが可能です。
そのため、飲み始めから1週間は、コンドームなど別の方法で避妊するようにしましょう。
ミニピルがおすすめの方
ミニピルは、低用量ピルや中用量ピルの副作用が気になる方におすすめの薬です。
ここでは、ミニピルがおすすめの人について紹介します。
ピルの副作用が気になる人
ピルの副作用が気になる人には、ミニピルをおすすめします。
ミニピルは低用量ピルや中用量ピルと比べて、副作用が起こりにくいです。
そのため、副作用が怖くてピルを服用するのに躊躇している人は、ぜひミニピルを試してみてください。
ただ、服用を続けていれば副作用は減退していく場合が多いので、過度に心配する必要はないかもしれません。
喫煙者
喫煙者の方は、ぜひミニピルを服用することを検討してみましょう。
ここでいう喫煙者とは、35歳以上で1日35本以上タバコを吸う人が対象です。
タバコを吸い続けると、血栓症などの重篤な副作用を引き起こすリスクは高くなるといわれています。
ミニピルは血栓症のリスクを大幅に軽減できるからこそ、喫煙者にはおすすめなのです。
肥満の人
肥満の方にもミニピルがおすすめです。
肥満は骨盤静脈と足に高い圧力を持つため、血栓症のリスクを高めます。
だからこそ、他のピルよりも血栓症のリスクが低い、ミニピルがおすすめなのです。
一般的にBMI値が25以上の人が肥満とされているので、BMI値が25を超えている人はミニピルの服用を検討してみてください。
40歳以上の人
40歳以上の人でピルを使用したい場合は、ミニピルを検討してみてください。
そして、閉経した場合や閉経していなくても50歳以上になると、ピルの服用ができないことがあります。
しかし、ミニピルであれば内服可能なので、専門のクリニックで診察を受ければ処方してもらえます。
授乳中の人
ミニピルは産後の授乳婦にもおすすめできます。
妊娠中や出産後は、血液の凝固機能が高まるため血栓症のリスクが高いです。
血栓症には命を落とす重大な副作用があるので、十分に注意しましょう。
ミニピルを飲む際の注意点
ミニピルを服用するときは、必ず守らなければならない注意事項があります。
ここでは、ミニピルを飲む際の注意点について見ていきましょう。
不正出血のリスク
ミニピルを飲む場合は、ホルモンバランスが乱れることによって、不正性器出血のリスクが起こりやすくなります。
出血したことによって不安を感じることがあるでしょうが、この症状は異常なことではありません。
避妊効果が低下するわけではないので、安心して服用を続けましょう。
がんのリスク
ミニピルを服用すると、乳がんや子宮頸がんの発症リスクがわずかながら高まるといわれています。
ただし、子宮体がんの予防や、子宮内膜症・月経困難症の改善にもつながるというメリットもあるので、がんのリスクがあるからといって一概に否定してはいけません。
それに、現代の日本人の9人に1人が乳がんにかかる時代です。
ミニピルの有無に関わらず、乳がんの検診を受ければ発症リスクをかなり低く抑えられるでしょう。
血栓症のリスク
ミニピルを服用するときの副作用として、血栓症のリスクがわずかながら高まるといわれています。
ただし、ミニピルは従来の低用量ピルに比べて、血栓症のリスクがかなり低減されているので、そこまで心配する必要はないでしょう。
ピルを処方してくれるクリニックの中には、定期的に採血検査を行っているところもあります。
血栓症を発症していないかチェックできるので、血栓症のリスクが気になる方は、定期健診があるクリニックを選ぶといいでしょう。
ミニピル以外のピルについて解説
ピルには目的や用途によってさまざまな種類がありますが、具体的にどのような種類があるのでしょうか?
ここでは、ミニピル以外のピルについて解説していきます。
低用量ピル
低用量ピルは、エストロゲンが1錠あたり50ナノグラム以下で配合されているピルのことを指します。
避妊はもちろん、月経前症候群(PMS)やニキビの改善にも使われることが多く、中用量ピルに比べて副作用が少ないです。
ただし、飲み忘れによって、避妊効果が低下し、症状が再発する可能性が高いので、毎日服用する必要があるでしょう。
超低用量ピル
超低用量ピルとは、エストロゲンが1錠あたり30ナノグラム以下で配合されているピルのことです。
低用量ピルよりもさらにエストロゲンの配合量を抑えているので、副作用のリスクを抑えられる可能性が高まります。
低用量ピルで副作用が強く出た方は、超低用量ピルの服用を検討してみるといいでしょう。
中用量ピル
中用量ピルは、他のピルと比べてエストロゲンの配合率が高いことが特徴です。
エストロゲンの配合率が高いからこそ、薬の効果に即刻性があり、アフターピルとしても使われることもあります。
ただし、効果が強い分、副作用の影響も大きいことがデメリットといえるでしょう。
不正出血や吐き気などの症状が出ることが多いので、服用する際は吐き気止めも併用して使うことをおすすめします。
アフターピル
アフターピルとは、避妊に失敗したときに、女性が一定時間以内に服薬する「緊急避妊薬」です。
アフターピルを服用することによって、95%以上の確率で妊娠を防ぐことができます。
そして、アフターピルの服用は早ければ早いほどいいとされており、基本的に72時間以内に服用することが推奨されていることが多いです。
最近では、120時間以内に飲むアフターピルも処方されてきたので、気になる方はぜひ調べてみてください。
【ピルが買える!】おすすめクリニック人気ランキング8選
ここからは具体的にピルが買えるおすすめクリニックを8つ紹介してきます!
オンラインで買えるものもの多いので、気になったクリニックがあればぜひ公式ホームページを確認してみてください!
MeDi+pill
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都内に7院のクリニックを構えており、オンライン診療もクリニックフォア在籍の医師が診察してくれます。
アプリ不要で予約も取りやすく、オンラインでありながらかかりつけ医として利用できるため、オンライン診療満足度も95%と非常に高いクリニックです。(公式ホームページ参照)
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日本製ピルの種類が国内最多レベル
クリニックフォアでは、ピルを国内最多レベルで扱うようにしています。
オンライン診療の申し込みから処方までの流れ
WEBから診察日の予約をしたら、そのまま問診表に記入します。
予約時間の15分前になったらアラートメールが届くので、その後、予約時間になったら医師から連絡があり診察です。
問診表を確認しながら医師の診察があり、ピルが処方されます。
支払いはクレジットカードか、GMO後払いを選択すれば、コンビニや郵便局、LINEPayでの支払いが可能です。
STEP1:まずは予約
WEBの診察日カレンダーから希望の日時をタップして予約します。
そのまま、オンライン診療の方法を選択して、問診表の記入になります。
5問程度の問診に回答すれば予約完了です。
STEP2:オンラインでの診察
オンライン診察は、電話かビデオチャットでの診察が可能です。
予約時間の15分前にアラートメールがきます。
電話での診察を希望した方は、予約時間になったら電話がかかってきて診察がスタートします。
予約枠は15分で、最大10分の待ち時間が発生する可能性があります。
診察終了後、決済画面に進み発送の手続きをしたら、後はピルの到着を待つだけです。
STEP3:最短当日発送
16時までの決済完了で、最短翌日には薬が届きます。(地域による)
中身やクリニックからの荷物だとわからないよう配慮された梱包で荷物を発送してくれるので、家族やパートナーと同居している方におすすめです。
決済方法は、代引きのほか、クレジット決済、GMO後払いが選べます。
クレジット決済、GMO後払いを選んだ場合、荷物はポスト投函されるので、自宅に不在がちでも受け取りの心配がありません。
全国的にも名の知られているクリニックです!
ルサンククリニック
都内の美容皮膚科クリニックである「ルサンククリニック」
医療脱毛やシミ取り、HIFUやダーマペンの施術を提供しているクリニックですが、オンライン診療サービス「Pills U」でピルの処方も行っています。
低用量ピルとアフターピルの処方が可能で、当日診察にも対応しており、さらにアフターピルであれば最短1時間で薬を届けてくれます。(東京23区に限る)
とにかく急いで受診したい方や、事前の予約が面倒な方におすすめのクリニックです。
特徴 | ・美容皮膚科クリニックが提供するピル処方オンラインサービス ・24時間いつでも受診可能 ・予約なしでも診察できる |
その他 | かわいいパッケージで発送してくれるので、そのまま置いていてもピルだと気づかれない! |
※全て税込表記
オンラインでの診察が24時間可能
「Pills U」であれば、24時間いつでも診察可能です。
仕事が忙しく、帰りも遅いとなかなかクリニックの診察時間に病院に行けなかったりしますが、Pills Uであれば、いつでも受診できるので、忙しい方でも安心して受診できます。
また、服用までタイムリミットがあるアフターピルが必要になった場合、クリニックの営業時間まで待つのは不安ですが、PillsUならすぐに受診できます。
最短で翌日に届くから急ぎの時でも安心
当日15時までに決済完了で、最短翌日に荷物が届きます。(北海道、九州、沖縄は2日)
毎日決まった時間の服用が大切なピルだからこそ、翌日届くのは嬉しいポイントです。
また、PillsUの配送は品名に「化粧品」と記載してくれるので、家族に中身を知られず、荷物を受け取れます。
スマルナ
ピル処方に特化したオンライン診療サービス「スマルナ」
アプリのダウンロード数は累計70万を突破。(公式ホームページ参照)
「産婦人科医がすすめるオンラインピル処方サービス」「20代〜40代女性が選ぶ便利だと思うオンラインピル処方サービス」でもNo.1に輝く人気のピル処方サービスです。
スマルナでは現役の産婦人科医が診察しており、診察を担当する医師を顔写真を見て選べます。
継続診察も毎回同じ医師にお願いできるのは、大きなポイントです。
医師によって診察時間が異なるので、診察時間は予約の際に確認しましょう。
特徴 | ・低用量ピルを検討中なら無料で相談できる ・現役の産婦人科医が診察してくれる ・18:00までの決済で当日発送してくれる |
魅力やセールスポイント | 医師の顔やプロフィールを見て予約できる |
その他 | クリニック、ピルからの荷物だと分からないように梱包してくれる |
※全て税込表記
定期便だと最大13カ月診察不要
スマルナでは、最初の診察で医師が13ヶ月分の処方をする定期便が利用できます。
定期便であれば、13ヶ月診察不要でピルを継続して服用できるので、忙しい方におすすめです。
薬を変更する場合は、再度医師の診察が必要となるので注意しましょう。
13ヶ月診察不要で便利ではありますが、6ヶ月ごとの定期検診を推奨しているので、時間を見つけて診察を受けましょう。
相談できる
スマルナでは女性の健康に関する悩みを、薬剤師や助産師に相談できます。
生理や避妊、ピルに関する悩みから、病院にかかるほどじゃないけど気になっていることや不安なことを、気軽に相談できるようにしています。
受付時間は10:00~18:00で、受付時間を過ぎた場合も翌日に返答をくれます。
オンライン診療で自分に合った医師を選べる
スマルナでは、全国各地の提携している医療機関に在籍している現役の医師が診察をしてくれます。
顔写真やプロフィールを見て医師を選んで予約できるので、「毎回違う医師はイヤ」「女性の医師が良い」といった希望を叶えられます。
エニピル
オンラインピル処方サービスの「エニピル」
問診表を記入すれば、予約なしで30分以内に診察を受けられ、24時まで診察しているので、昼間受診が難しい方におすすめのオンライン診療です。
15時までの診察で最短翌日には薬が届き、送り主や中身がわからないように発送してくれます。
わからないことや不安なことがあれば、LINEでいつでも相談できるほか、18歳未満でも受診できるオンライン診療です。
ピルの価格 |
[低用量ピル・中用量ピル] |
特徴 |
・定期購入でお得に買える |
魅力やセールスポイント |
予約不要で24時まで診察してもらえる |
※全て税込表記
定期購入は長期になるほどお得
エニピルでは、定期購入の期間が長期であるほどお得にピルを購入できます。
1ヶ月または3ヶ月であれば月額3,223円(税込)ですが、6ヶ月で2,893円(税込)、12ヶ月で2,563円(税込)と最大月額600円お得になります。
まとめて購入した場合も、毎月1シートずつの支払い、発送で、購入できます。
プランの変更には再度診察が必要になり、プランの解約は、次回決済日前日までにカスタマーサポートへの連絡が必要です。
毎日10~24時まで診察可能
エニピルでは毎日10〜24時まで診察をおこなっています。
通常のクリニックでは受診できない深夜でも診察してもらえるので、日中忙しい方はもちろん、ピルのストックがなくなった方、アフターピルが必要になった方におすすめです。
さらに、15時までの診察で薬が即日発送されるので、すぐにピルが欲しい時にもおすすめのオンライン診療サービスです。
予約不要の割り込み診療
エニピルでは予約不要の診察をおこなっています。
問診表に記入完了後、30分以内に医師から電話が来るため、時間が確保できたときに診察を受けられます。
さらに、緊急を要するアフターピルの処方の場合は、割り込み診療で優先的に診察してくれるので、待ち時間なしで受診できます。
マイピル オンライン
LINEもしくはWEBから24時間365日いつでも予約可能で、年中無休で診察してくれる「マイピルオンライン」
産婦人科の専門医が電話で診療してくれるサービスで、最短翌日に薬が届きます。
国内最安クラスの1日約93円からピルを服用できるので、無理なく続けられるサービスです。
また、最大6ヶ月分の処方が可能で、まとめて購入すればお得になるほか、採血キットによる定期検診や、子宮がん検診も受けられます。
特徴 | ・電話で診察してもらえる ・24時間365日いつでも予約可能 ・採血や子宮がん検査などの安心のフォロー体制 |
魅力やセールスポイント | 1日約93円~ピルの服用が始められる |
その他 | 東京23区ならバイク便の利用もできる(7,900円) |
※全て税込表記
診察時間はたったの5分
マイピルオンラインの診察時間は「たったの5分」です。
そのため、家事や仕事が忙しく、なかなかゆっくり時間を取れない方でも、ちょっとしたスキマ時間にさくっと診察できます。
さらに予約受付は24時間可能なので、思い立った時にすぐ予約できるのも嬉しいポイントです。
あおぞらクリニック
新橋と新宿にクリニックを構える「あおぞらクリニック」
性病やED、AGAなど幅広く治療を行っているクリニックで、アフターピルなら新橋、新宿どちらのクリニックでも処方してくれます。
初回の診察で最大3ヶ月分処方してくれるほか、定期的な採血検査をおこなってくれます。血栓症やがんのリスク、そのほか持病がある方など、しっかりと検査をしながらピルを服用したい方におすすめのクリニックです。
低用量ピルの処方は新橋院のみとなっており、以前はオンライン診療も行っていましたが、現在休止しています。
ピルの価格 |
[低用量ピル] |
特徴 |
・定期的に血液検査をしてくれる |
魅力やセールスポイント |
女性専用の待合室がある |
※全て税込表記
定期的に採血検査をしてくれる
あおぞらクリニックでは定期的な採血検査をおこなってくれます。
初回は初めての処方から3ヶ月以内に、その後は半年または1年毎に検査をします。
定期的に採血検査をしてくれることで、早期に血栓症を発見できるため、持病や体質で血栓症のリスクが高い方や、35歳以上でピルの服用をしている方におすすめです。
初診でも最大3か月分処方してくれる
通常、クリニックでのピルの処方は、初診であれば1ヶ月から2ヶ月分の処方が一般的ですが、あおぞらクリニックでは、初診でも最大3ヶ月分のピルの処方が可能です。
しかし、継続処方を受けるには、初めての処方から3ヶ月以内に採血検査が必要となります。
他院でピルの処方を受ける際に採血をしたり、健康診断等でおこなった採血検査の結果を提出しても良いので、持っていれば必ず持参するようにしましょう。
また、低用量ピルは新橋院のみの処方となるので注意が必要です。
メニュー体系がシンプルで選びやすい
あおぞらクリニックで取り扱っているピルは、低用量ピルの一相性と三相性と呼ばれるものです。
一相性は、ニキビなどの肌荒れに効果が高いといわれており、三相性は、生理周期に近いホルモン配合量のため、身体に優しいといわれています。
どちらも生理痛やPMS、避妊効果は変わりません。
ピルのメニューが2種類のため、たくさん種類があると悩んで決められない方におすすめのクリニックです。
日本のピル事情
妊娠を防ぐ薬として使用されるピルですが、日本ではどのくらい普及しているのでしょうか?
ここでは、気になる日本のピル事情について紹介していきます。
ピルの普及率
日本のピルの普及率は低い傾向にあります。
その結果、日本は西側諸国の中でも中絶が多い国となってしまいました。
利便性や副効用など、必要とされる情報が確実に伝わっていないことが一番の原因かもしれません。
ピルに関する適切な情報を積極的に提供する必要があるでしょう。
日本でピルが普及しづらい理由
入手方法
日本でピルが普及しづらい1つ目の理由として、ピルの入手方法があります。
日本でピルを入手したい場合は、産婦人科などの専門のクリニックを受診しなければなりません。
日本でもオンライン診療が導入されたことによって、負担は減りつつありますが、世界と比べるとまだまだピルを入手する手間がかかります。
性教育の遅れ
日本でピルが普及しづらい2つ目の理由は、性教育の遅れです。
先進国のほとんどは、幼稚園児の頃から性教育を開始し、男女の性教育はもちろんのこと、性的虐待や性暴力など幅広い性教育を行っています。
一方日本は、他の先進国と比べると性教育がかなり遅れており、学校では最低限の性知識しか学べません。
最近では、日本の性教育を見直す動きが活発化してきているので、日本の性教育も進んでいき、ピルの使用も普及するでしょう。
避妊が男性主導
日本でピルが普及しづらい3つ目の理由は、避妊が男性主導であることです。
日本での避妊方法は男性主導なことが多く、コンドームの使用が一般的でしょう。
前述したとおり、性教育が十分にされないことの影響もあり、女性主体の避妊方法であるピルの服用は、日本人に定着していません。
女性が避妊するという考え方が定着していないことも、日本においてピルが普及していない理由の一つといえます。
ミニピルに関するよくある質問
ミニピルを服用するにあたって、疑問に思うことも多いでしょう。
最後に、ミニピルに関するよくある質問をまとめました。
ミニピルと併用したらダメなクスリはありますか?
基本的には低用量ピルと同じであり、一部のC型肝炎の薬と併用してはいけません。
ただし、ミニピルは血栓症のリスクがほとんどないため、低用量ピルと併用してはいけないトラネキサム酸とは、一緒に飲むことが可能になりました。
また、ミニピルは、下記の薬と一緒に服用すると作用が減弱する可能性があります。
- 抗てんかん薬
- 肺高血圧治療薬
- 活性炭
- セント・ジョーンズ・ワート
- 抗HIV薬・抗結核薬・C型肝炎治療薬
妊娠中にミニピルを飲んでも大丈夫ですか?
妊娠中にピルを服用していても、胎児への影響はないとされているからです。
ミニピルに保険適用はありますか?
そのため、ミニピルを処方してもらうときは、全額自己負担となります。
残念ながら、日本ではミニピルが未認可のため、保険適用外の自費診療のみの取り扱いです。
しかし、欧米諸国などでは広く処方されている薬なので、今後日本では許可されて保険適用になる可能性もあるでしょう。
ミニピルを飲んではいけない方はいますか?
- 血栓症のある方
- 過去にデソゲストレル配合の薬でアレルギーを起こした方
- 乳がんや子宮頸がん、重篤な肝障害がある方
- ポルフィリン症の方
- 乳糖不耐症や乳糖アレルギーのある方
- 原因不明の性器出血がある方
- 異所性妊娠がある方
詳しくは専門の医師に相談することをおすすめします。
ピルの使用に年齢制限はありますか?
世界保健機構(WHO)によると、生理が始まっていればピルの服用は可能とのことです。
12歳くらいから、閉経近くの50歳くらいまで服用できる薬だと理解しましょう。
ただし、クリニックによっては40歳以上になると服用を中止する場合があります。
ミニピルを飲むと太るって本当ですか?
ミニピルはエストロゲンが含まれていないので、保水作用によるむくみで太ることがありません。
しかし、ピルに含まれる黄体ホルモンには、食欲増進作用があります。
そのため、必要以上に食事を摂ってしまい、体重増加につながることがあるでしょう。
ミニピルを服用しているときは、食べ過ぎに注意してください。
ミニピルのまとめ
ここまでミニピルについてお伝えしてきました。
ミニピルの要点を以下にまとめます。
- ミニピルとは、エストロゲンを含まず、プロゲストーゲンのみ配合されているピルのこと
- ミニピルは他のピルよりも副作用が起こりにくいとされている
- 日本では性教育の遅れや避妊が男性主導であることが原因で、ミニピルの使用が普及していない
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。