ピルは、女性のための避妊効果や生理痛の緩和効果、ニキビ改善効果などが期待できる薬として知られています。
しかし、「ピルを飲み始めてからどのくらいで効果が出るのか知らない」「ピルを飲むことでどんな効果があるのか分からない」「種類が多くて選べない」と悩んでいる方も少なくありません。
本記事では、ピルについて以下の点を中心にご紹介します。
- ピルの具体的な効果とは
- ピルを飲み忘れてしまった時はどうすべきか
- ピルの種類とは
ピルについて正しい情報をしっかりと把握するためにも、本記事をご参考頂けますと幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。
ピルの効果
そもそもピルとは、「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2つの女性ホルモンの合剤で、このどちらも卵巣から分泌されています。
ピルは女性用の避妊薬として広く知られていますが、近年では避妊だけではなく、生理痛や月経不順などの改善のために服用しているという方も多くいます。
具体的に、ピルの服用でどんな効果が得られるのかについて、ここで詳しく見ていきましょう。
避妊効果
ピルの最も一般的に知られている効果として挙げられるのが「避妊効果」です。
ピルを服用してエストロゲンを投与することで、すでに体内にエストロゲンがある状態にします。
その結果、体は排卵しなくてもいいと錯覚を起こして排卵を停止させます。
こうした排卵の抑制や子宮内膜増殖の抑制などによってピルの避妊効果が得られます。
ピルを正確に服用をすることで、得られる避妊効果は99%以上と非常に高いものとなります。
女性が自分の意思によって避妊が行えるため、予期せぬ妊娠の予防や、パートナーがいても今は妊娠のタイミングではないと考えている方にはおすすめの避妊方法です。
生理への効果
先ほどお話ししたように、ピルを服用することで体内にエストロゲンを投与することになります。
ピルのエストロゲンは子宮から分泌されるものよりも濃度が濃いため、子宮内膜の増殖が抑えられ生理痛が軽くなります。
ピルを服用することによって生理周期をコントロールすることが可能となり、規則的な周期にしたり、長期間生理を止めるということもできます。
女性のスポーツ選手などの多くは、ピルの服用で生理周期をコントロールしているという方も少なくありません。
長期間ピルを服用して生理を止めていても、特にトラブルなどはありません。
服用をストップすることで排卵が行われるようになりますので、旅行や受験など、特別な期間は生理をコントロールしておきたいという方にも適した薬と言えるでしょう。
ニキビ改善効果
ニキビの原因として主となるのは、黄体ホルモン、副腎由来の男性ホルモンなどの影響が多くなります。
ピルはこうした分泌を抑える効果があるため、ニキビ改善の効果が得られます。
黄体ホルモンが多く分泌されると、顔が脂っぽくなったり毛穴が詰まりやすくなるなどのトラブルが生じてしまいます。
こうしたことからニキビなどの肌トラブルに繋がり、特に生理前の女性は黄体ホルモンの分泌が大量にされますので、通常よりもニキビができやすい状態となるでしょう。
また、アンドロゲンという男性ホルモンは過剰に皮脂を分泌してしまいますので、肌バランスが崩れてニキビが増える原因となります。
ピルに含まれているエストロゲンは皮脂の分泌を抑える役割があります。
また、保湿効果があり乾燥からも守ってくれますので、肌状態を正常に保ちニキビ改善や予防に大きな効果を感じることができるでしょう。
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ピルの効果はいつから?
ピルは、1錠飲むだけでその効果がずっと続くという訳ではありません。
決められた周期でしっかりと飲み続けることで、初めてその効果を得られるようになります。
効果が得られるのはいつからなのか、どの程度効果が継続されるのかなどについて、ここで詳しく紹介します。
避妊効果
ピルによる避妊効果は、生理が始まった1日目から服用開始した場合即日から、生理が始まった週の日曜日から服用を開始した場合の効果は7日後からです。
- 生理が始まった1日目からのスタートは「Day1スタート」と呼ばれています。
生理が始まり24時間以内の服用がこれに当てはまり、服用当日から避妊効果が得られます。 - 生理が始まった週の日曜日のスタートは「Sundayスタート」と呼ばれています。
日曜日が周期の始まりとなるため、慣れるまでの飲み忘れなども回避することができます。
性交渉を避ける、もしくはほかの避妊対策を併用するということを忘れないようにしましょう。
生理への効果
生理への効果は、Day1スタートの場合、人によってはその日の生理の痛みを軽減できるという方もいます。
Sundayスタートの場合は、基本的に次の生理から痛みの緩和が期待できるようになりますので、焦らずしっかりと飲み続けて下さい。
また、中にはピルを服用して生理痛が重くなったという方や、痛みが全く変わらないと感じる方もいます。
その場合、服用している薬があっていない、生活習慣により効果が感じられない、他の病気があるという場合があります。
それ以外には、寝不足や運動不足、冷えなども原因と考えられることがあります。
また、子宮筋腫や子宮内膜症などの病気がある場合、ピルで生理痛の緩和が期待できないことがありますので、気になる方はすぐ検査をするようにしてください。
ニキビ改善効果
ニキビ改善の効果は、ピルを服用してもすぐに実感することはできません。
ピルによるニキビ改善は、服用をスタートさせてからおよそ2か月から3か月程度たってからになります。
ピルによる副作用もある程度落ち着きはじめ、体がホルモンバランスに慣れてきたころから効果を実感することができるようになるでしょう。
また、早い場合では服用してわずか約1か月ほどで効果を実感したという方もいます。
毎日正しくピルの服用を続けることによって、ホルモンバランスが整っていきます。
もしも長く服用してもニキビ改善の効果が得られないという場合、生理痛の緩和を感じられない場合と同じように薬が体に合っていないことが考えられますので、医師に相談してみましょう。
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ピルの種類と効果、期間について
一言で「ピル」と言っても、実は様々な種類があり、それぞれ期待できる効果や特徴が違うということをご存じでしょうか。
一般的に処方される種類としては「中用量ピル」「低用量ピル」「超低用量ピル」「ミニピル」「アフターピル」の5種類が主になります。
以下で詳しく見ていきましょう。
中用量ピル
中用量ピルとは、エストロゲンの配合量が0.05mg以上のピルを指します。
以下でその効果について見ていきましょう。
緊急避妊効果
中用量ピルはホルモン配合量が多いため、緊急避妊薬として利用されることもあります。
早く飲めば飲むほど高い効果を期待できるため、避妊に失敗してしまったことが判明した時点ですぐに医者を受診し処方してもらうようにしましょう。
生理移動
生理予定日とイベントが被ってしまった場合、当日生理のせいで100%イベントを楽しめないのは嫌ですよね。
中用量ピルを服用することで、生理をずらすことができます。
10日間以上服用することで、服用を止めた2~4日後に生理がきます。
月経困難症・PMSの改善
中用量ピルを服用することで、月経困難症やPMSの改善効果が期待できます。
中用量ピルによって生理の回数を減らしたり、経血量を減少させたりすることができるため、重い生理痛にお悩みの方はぜひ検討してみてください。
中用量ピルの副作用
中用量ピルの副作用には、以下のようなものが挙げられます。
詳しく見ていきましょう。
- 不正出血
- 胸の張り
- 頭痛
- 吐き気
- 嘔吐
- めまい
- 体重増加
中用量ピルは、配合されているホルモン量が他のピルと比べても多いため、副作用が見られやすいと言われています。
低用量ピル
低用量ピルとは、エストロゲンの配合量が0.05mg以下のピルを指します。
以下でその効果について見ていきましょう。
避妊効果
低用量ピルは生理が始まった日から5日目までに飲み始め、それ以降は決まった時間に毎日服用を続けます。
低用量ピルは21錠タイプと28錠タイプがあります。
- 21錠タイプの場合は服用後に7日間薬を飲まない期間「休薬期間」があり、服用を止めます。
- 28錠タイプでは最後の7つが偽の薬となっており、シートを全てを飲み終わってから次のシートのピルを飲み始めます。
低用量ピルはこのようにしっかりと毎日飲み続けなければ効果を得ることはできませんが、逆に正しく飲み続けていれば効果はずっと続きます。
生理移動
生理のタイミングをずらしたりする際にも、低用量ピルは効果を発揮してくれます。
生理の予定が分かっていれば、低用量ピルを服用することでタイミングをずらして生理を早めたり、生理を遅らせたりすることが可能になります。
1日1錠毎日決まった時間に服用してください。
14日間ほど服用を続け、服用を止めるとの2~3日後に生理がきます。
1日1錠毎日決まった時間に服用してください。
服用を止めると2~3日後に生理がきます。
ニキビ改善効果
生理中は特に口周りや顎などにニキビができやすい特徴があり、更に嫌悪感やイライラなども重なり余計悪化してしまうということも珍しくありません。
女性の中でも、生理中のニキビに悩まされているという方は多くいるでしょう。
低用量ピルをしっかりと飲み続けていれば、ニキビの改善効果を感じられますが、避妊効果同様に飲み忘れてしまうとその効果は弱くなってしまいますので注意が必要です。
ニキビは肌のトラブルですので、ピルよりも皮膚科などに相談する方が多くいますが、生理中のニキビはホルモンバランスが原因で起こることがほとんどです。
超低用量ピル
超低用量ピルとは、エストロゲンの配合量が0.03mg以下のピルを指します。
以下で詳しく見ていきましょう。
月経困難症・PMS改善
超低用量ピルを服用することで排卵を抑制し、子宮内膜が厚くなるのを防ぐため、月経困難症やPMSの改善が期待できます。
またこれらの症状を改善する目的で超低用量ピルが処方される場合、保険適用になります。
月経不順改善
超低用量ピルを服用することで、体内の女性ホルモンが増え、身体が妊娠時と同じ状態になります。
そして子宮内膜が剥がれ落ちなくなるため、生理がこなくなります。
尚、超低用量ピルの服用を止めると生理がきます。
これらを繰り返すことで、生理周期を一定にすることができるので、月経不順にお悩みの方にはおすすめです。
ニキビ改善
ニキビと深く関係するのが、男性ホルモンのアンドロゲンです。
男性ホルモンのアンドロゲンが皮脂の分泌を過剰にするため肌荒れが起こります。
そのため、ニキビ肌の改善効果が期待できます。
超低用量ピルの副作用
超低用量ピルの副作用には、以下のものが挙げられます。
- 頭痛
- 吐き気
- 胸の張り
- むくみ
- 嘔吐
- 不正出血
ミニピル
ミニピルとは卵胞ホルモンのエストロゲンを含まず、黄体ホルモンのプロゲストーゲンのみを含むピルです。
以下で詳しく見ていきましょう。
避妊効果
ミニピルの避妊率は99%以上と言われています。
ミニピルは、他のピルと同様に、毎日決まった時間に服用するようにしましょう。
月経困難症改善
ミニピルに含まれるプロゲストーゲンによって、月経を抑えられます。
そのため、避妊効果以外に月経困難症や子宮内膜症の改善が期待できます。
月経困難症にお悩みの方はぜひ医師に相談してみてください。
ミニピルの副作用
ミニピルの副作用として、以下のものが挙げられます。
- 不正出血
- 血栓症
- 吐き気
- 体重増加
- 頭痛
- 倦怠感
アフターピル
アフターピルは緊急避妊薬として服用されます。
性行為後、72時間以内に服用すれば高い避妊効果を得られます。
緊急避妊効果
アフターピルによる避妊方法には、ヤッペ法とレボノルゲストレル法があります。
避妊方法は患者側が選択できる場合もありますが、レボノルゲストレル法の方が避妊効果がより高く、また副作用もより少ないです。
アフターピルの副作用
アフターピルの副作用として、以下のものが挙げられます。
- 吐き気
- 嘔吐
- 頭痛
- 腹痛
- 眠気
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ピルを飲み忘れた時は?
ピルは決められたとおりに正しく継続して服用し続けていく必要があります。
先程もお話ししたように、飲み忘れがあると日に避妊効果などが薄れてしまいますので注意しなければいけません。
では、具体的にピルを飲み忘れた時はどのようにすればいいのか、時間ごとの対処方法をここで詳しく紹介しますので、よく把握しておきましょう。
12時間以内
ピルの飲み忘れに気付いたのが12時間以内であれば、ピルの効果に対する大きな影響はありません。
翌日からは通常通り、いつもの時間にピルを服用すれば大丈夫です。
もし飲み忘れてしまっても、服用から12時間以内であれば排卵が起こってしまうということはほとんどないため、避妊効果が半減してしまうリスクもありません。
他の避妊方法を使わずに性行為を行っても問題ないですが、心配な場合はコンドームなども併用することをおすすめします。
飲み忘れが発覚したら、まずはとにかく飲み忘れた分をその場ですぐに服用しましょう。
生理を遅らせているという場合でも、気付いた時点でしっかりと飲んでおけば効果は確実に得られますので心配ありません。
24時間以内
24時間以内の飲み忘れと言う場合も、上記同様に気付いた際に飲み忘れた分を服用してください。
また、12時間以上の飲み忘れが発覚してもその場ですぐにピルの服用が難しいという場合、翌日にいつもピルを服用する時間に、前日分と当日分の2錠を合わせて服用します。
しかし、飲み忘れて服用してから7日間は、性行為をする際はコンドームなどの他の避妊方法を併用するようにしてください。
ピルを飲み忘れてしまった方の中には、「12時間以内に気付いたけど自宅に薬があるからすぐに飲めなかった」という方も少なくありません。
もしもの場合もすぐ対処できるよう、ピルケースに入れて常にカバンに入れて持ち運ぶなどしておくと安心です。
48時間以内
もしもピルの飲み忘れから48時間以内で発覚した場合、その時点で避妊効果はだいぶ下がっていると考えておきましょう。
ピルは毎日決まった時間に服用することで効果が継続しますが、48時間の飲み忘れはピルの効果に大きく影響を及ぼします。
その場合、アフターピルを併用することを検討しなければいけません。
飲み忘れの48時間内での性行為が無かったり、ピルの服用が避妊目的ではないという場合は飲み忘れが発覚した時に2錠服用してください。
翌日以降は通常通り服用して問題ありません。
また、ピルの飲み忘れをいつか覚えていない、飲み終わったらシートにピルが残ってしまったというトラブルは多くあります。
その場合はすぐにかかりつけの医師に相談するようにしましょう。
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低用量ピルが効果的な症状
低用量ピルは避妊や生理という女性特有の悩みに大きな効果を発揮する処方薬ですが、実は他にも効果を発揮してくれる症状があります。
それが「PMS」と「子宮内膜症」の2つです。
低用量ピルが、これらにどう影響を及ぼすのか、どんな効果が得られるのかについて、詳しく紹介します。
PMS(月経前症候群)
PMSとは、生理が始まる数日前から情緒不安定になったりイライラしやすくなったりする症状です。
生理が始まることで、こうした症状は軽くなる、もしくは消失します。
低用量ピルは、少ないホルモン量で服用期間中のみ排卵を止めますので、副作用もなくその後の妊娠への影響も心配ありません。
ピルの服用期間だけ排卵を止め、服用をやめれば通常通り排卵が回復しますので、身体への害もなく安全にPMSの症状を和らげることが可能となります。
PMSは多くの女性の悩みの種となっていますので、ピルの服用で少しでも楽になれるようぜひ一度医師の相談してみてください。
子宮内膜症
本来、子宮内膜は子宮の内部のみに存在しますが、何らかの原因によって子宮の内側だけでなく、卵巣や子宮表面などで発生し、発育する疾患です。
女性ホルモンの影響により、生理の周期に合わせて増えていくという特徴があります。
経血が正常に出ない、周囲の組織と癒着してしまい痛みが生じる、不妊症の原因など、様々なトラブルを引き起こします。
低用量ピルを服用することによって、女性ホルモンの分泌を抑えたり、病巣に直接的に作用して症状を和らげてくれます。
将来的な再発頻度はとても高く、また、極まれにガンになってしまうこともありますので、ピルの服用だけで終わらず、しっかりと観察を続けていくようにすることが大切です。
詳しくはこちら!
オンラインでも買える!おすすめサービス6選
ここからはオンラインでもピルが買える、おすすめサービスを6つ紹介していきます!
MeDi+pill
画像出典:MeDi+pill
MeDi+pillは、生理中の気分の変化、肌荒れ、眠気、妊娠など女性特有の悩みを専門に扱っているサービスです。
初診からオンライン診療を実施しており、通院も必要ありませんので気軽に診療を受けられます。
また、長期で利用するほどお得になるシステムを提供しており、お財布にも優しいサービスです。
オンライン診療であるものの、副作用やピルの適正の説明、アフターケアなども充実しています。
MeDi+pillのおすすめポイント
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初診からオンライン診療
MeDi+pillでは、MeDi+pillで一度も診療を受けたことがない方に対しても、初診から電話によるオンライン診療を実施しています。
アプリのダウンロードや会員登録は不要のため、スムーズに診療を受けられるのが利点です。
具体的なオンライン診療の流れは以下の通りです。
- 自身の情報を入力し、スマホで予約する
- 事前問診にて体調や今の悩みなどを回答する
- 担当者からの電話により診療を受ける
- 薬の処方が決定し、自宅へ配送される
低価格
ピルを低価格で提供しています。
さらに、3ヶ月コース、6ヶ月コースを選択した場合、通常¥550の送料がかかるところが無料となります。
診察料も無料です。
充実したアフターフォロー
ピルを処方して終わりではなく、ピルを服用中に体調などに不安が生じた際は担当者が相談に応じてくれるため、満足にご利用いただけます。
MeDi+pillの詳細情報
特徴 | ・初診からオンライン診療 ・充実したアフターフォロー |
魅力 | 診察料¥0、送料¥0でオンラインピル処方 |
予約方法 | オンライン診療予約はこちら |
営業時間 | 平日・土日祝 11:00~23:00 |
定休日 | なし |
住所 | オンライン診療のみ実施 |
アクセス | オンライン診療のみ実施 |
詳しくはこちら!
クリニックフォア(CLINIC FOR)
画像出典:クリニックフォア
クリニックフォアは、患者の健康と時間を大切にし、身近でいつでも気軽に相談できるクリニックです。
仕事・学校・育児などでなかなかクリニックに来院する時間が取れないという方のために、平日の夜遅くや土日祝日にも診療を実施しています。
また、オフィスや外出先でもスキマ時間に診療を受けられるように、スマホを用いた15分程度のオンライン診療も実施しています。
クリニックフォアのおすすめポイント
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初診からオンライン診療
クリニックフォアでは、クリニックフォアで一度も診療を受けたことがない方に対しても、初診からオンライン診療を実施しています。
そのため、初診でも対面で医師と相談する必要が無く、また周りの患者や家族に知られる心配も少ないです。
プライバシー面への配慮が気になる方におすすめです。
アプリ不要で簡単
専用のアプリなどをダウンロードする必要はなく、診療予約、問診、診療、処方の全てを、オンラインで簡単に済ませられます。
ホームページ上にも丁寧な説明が記載されているので、インターネットネット操作が不安という方にもおすすめです。
アフターピルが最短翌日到着
アフターピルは、リスク性行為後、最長120時間以内に服用する必要があります。
クリニックフォアでは、最短で翌日、自宅にアフターピルを郵送してもらえるため、薬を受け取るまでのスピード感に問題はありません。
避妊に失敗し、緊急でアフターピルが必要な方におすすめです。
出典:アフターピルはいつまでに飲めばいいの?すぐに購入できる?
クリニックフォアの詳細情報
特徴 | ・初診からオンライン診療 ・アプリ不要で簡単 ・アフターピルが最短翌日到着 |
魅力 | すぐに受診したい方、いつでも受診してもらいたい方のための街のスマートクリニック |
予約方法 | クリニックフォアへの来院予約はこちら オンライン診療予約はこちら |
営業時間 | 平日 10:00~14:00, 15:00~19:00 土日祝 9:00~13:00, 14:00~18:00 |
定休日 | なし |
住所 | 〒160-0004 東京都新宿区四谷1-6-1 CO・MO・RE Mall 2F |
アクセス | 四ツ谷駅 徒歩1分 |
ルサンククリニック
画像出典:ルサンククリニック
ルサンククリニックでは、「ピルでストレスフリーな生活を」をモットーに女性特有の悩みを解決するお手伝いをしています。
ブランドコンセプトは、「10秒のルーティーンで毎日アクティブな私になる」です。
ピルの服用を10秒という短い時間で表し、それを毎日の習慣にすることでストレスの少ない自分を形成するというコンセプトです。
ルサンククリニックのおすすめポイント
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全ピル10%OFFの定期便
ピルには様々な種類がありますが、どれでも単品購入に比べて定期便では10%OFFかつ送料無料で処方してもらえ、1回で最大3ヶ月分処方されます。
定期便では、12か月目の更新月にオンライン診療を受ける必要がありますが、更新時の診察料は無料となります。
ただし、別のピルに乗り換える場合は、別途診察料が必要となるので注意が必要です。
ピルの処方が必要なくなった場合は、いつでも解約可能ですので、担当医に解約したい旨をお伝えください。
24時間対応のオンライン診療
ルサンククリニックでは、スマホがあればさまざまな時間に様々な場所で利用可能なので、仕事や学校などで忙しい方にもご利用いただけます。
会員登録やアプリのダウンロードなどは不要ですので、診察を受けたいと思ったときすぐに受けられます。
具体的なオンライン診療の流れは以下の通りです。
- すぐ診察を希望の方は、Webフォームから診察を申し込む。診療予約を希望の方は、基本情報の入力後、診察を申し込む。
- ビデオチャットルームのURLにアクセスし、ビデオ通話または電話で医師による診療を開始する。
- 薬を選択し、支払いが完了すると薬が配送される。
誰にも知られずに購入できる
自宅で医師による診察を受けられるため、周りの患者からの視線を気にする必要も少ないです。
また、自宅で受け取るピルについては、お届け時の品名が「化粧品」となっており、家族に中身を知られる可能性も少ないです。
そのため、オンライン診療は非常にプライバシーが配慮されたサービスとなっています。
ルサンククリニックの詳細情報
特徴 | ・24時間対応のオンライン診療 ・プライバシーが配慮されたサービス |
魅力 | ルサンククリニックのオンライン診療は、診察、処方、支払い、お薬のお届けまでアプリ不要で完結 |
アフターピル料金(税込) | 72時間用アフターピル (国内正規品) ¥9,339 120時間用アフターピル ¥16,390 |
予約方法 | 低用量ピルのオンライン診療予約はこちら アフターピルのオンライン診療予約はこちら |
営業時間 | 24時間、365日 |
定休日 | なし |
住所 | オンライン診療のみ実施 |
アクセス | オンライン診療のみ実施 |
スマルナ
画像出典:スマルナ
スマルナは、自宅からスマホでピルの相談・診察・処方まで受けられるオンライン・ピル処方サービスです。
スマルナでは、予約する必要も基本的にはないため、診察を受けたいと思った時にすぐに対応してもらえます。
診察前に顔写真やプロフィール情報をもとに相談する医師を選択することができます。
診察手段も「ビデオ通話」と「テキストチャット」の中から自分に合った方を選択します。
このようにプライバシー面への配慮が非常に多く、ピルに関する相談もしやすいでしょう。
スマルナのおすすめポイント
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スマホでいつでもオンライン診療
スマルナでオンライン診療を受ける際は、予約をする必要がありません。
緊急でアフターピルが必要となった場合でも、予約なしですぐに医師の診察を受けられるため、非常に便利です。
具体的なオンライン診療の流れは以下の通りです。
- スマルナのアプリをスマホにダウンロードする
- 医師の顔写真やプロフィール情報をもとに、診察を受けたい医師を選択する
- 医師とのやりとり方法を「ビデオ通話」「テキストチャット」から選ぶ
- 悩みや今の自分の状況を記入する
- 医師による診察を受ける
- 診察後、最短で翌日に処方薬を自宅にて受け取る
診察する医師を自分で選べる
スマルナでは、医師の顔写真やプロフィール情報を参考に、全国各地の医師から診察する医師を自ら選択します。
初対面の医師に診察してもらうのはハードルが高いという方もいるでしょう。
事前に診察する医師がどのような方なのかを把握しておけば、緊張を最小限に抑え、自身の抱えている悩みを伝えやすくなります。
医師とのやり取り方法を自分で選べる
診察する医師だけでなく、診察における医師とのやり取り方法を「ビデオ通話」または「テキストチャット」の2つから選択します。
オンライン診療と聞くと、ビデオ通話で医師と顔を合わせて診察を受けなければならないと考える方もいるでしょう。
しかしスマルナでは、文字でのチャット機能のみを用いた診療サービスも提供しています。
テキストチャットであれば、顔を見られたり声を聞かれたりすることが少ないため、十分にプライバシーを守られた状態となり、より気楽に診察を受けられるでしょう。
スマルナの詳細情報
特徴 | ・スマホでいつでもオンライン診療 ・診察する医師を自分で選べる ・医師とのやり取り方法を自分で選べる |
魅力 | 自宅からスマホで、ピルの相談・診察・処方まで可能 |
予約方法 | 予約する必要はありません |
営業時間 | 1日24時間、365日 |
定休日 | なし |
住所 | オンライン診療のみ実施 |
アクセス | オンライン診療のみ実施 |
エニピル
画像出典:エニピル
エニピルは、ピルのオンライン診療サービスです。
10時~24時、365日診療を受け付けているため、学校や仕事などで忙しい方でも利用しやすいように配慮されています。
基本的に予約不要であり、問診票への回答後30分以内に医師によるオンライン診療が開始します。
ピルの処方が完了すると即日発送され、最短で翌日に自宅に届きます。
緊急でピルの服用が必要になった時などに非常に便利です。
出典:エニピル
エニピルのおすすめポイント
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365日診療受付
エニピルでは、10時~24時、365日毎日診療を受け付けています。
緊急でアフターピルの処方が必要な方や、日中は学校や仕事などで診察を受ける暇がないという方でも利用しやすくなっています。
診療予約が不要
エニピルでは、診療予約は可能ですが、予約しなくても診療を受けられます。
スマホを用いて5分程度で完了する問診票へ回答すると、30分以内に医師から電話がかかってきてオンライン診療が始まります。
問診が5分で完了
診察前に実施する問診はチャットで回答するものであり、5分程度で完了する簡単なものです。
回答した問診票に基づき、副作用が現れやすいかどうかなどを医師が判断します。
出典:エニピル
エニピルの詳細情報
特徴 | ・365日診療受付 ・診療予約が不要 ・問診が5分で完了 |
魅力 | ピルを必要とするすべての方に、簡単・迅速に届けるPill for Anyone (AnyPill)なサービスです。 |
料金(税込) | 72時間まで有効 ¥9,900 120時間まで有効 ¥13,200 |
予約方法 | 予約する必要はありません |
営業時間 | 10時~24時、365日 |
定休日 | なし |
住所 | オンライン診療のみ実施 |
アクセス | オンライン診療のみ実施 |
マイピル オンライン
画像出典:マイピルオンライン
マイピルは、ピル処方のオンラインサービスです。
3分で簡単に電話診療予約でき、公式サイトに診療までの手順が丁寧に説明されているため、スムーズにオンライン診療を受けられるようになっています。
産婦人科の方が全ての診療を担当するため、女性ならではの悩みについて詳しく相談できる環境が整っています。
また、年中無休でオンライン診療の予約を受け付けており、学校や仕事などで時間を作れない方も利用しやすくなっています。
マイピル オンラインのおすすめポイント
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簡単に予約可能
マイピルでは、3分で簡単に電話診療予約できます。
具体的な予約までの手順は以下の通りです。
- マイピルの公式サイトにアクセスする
- 処方してほしい薬を選ぶ
- 診療予約カレンダーから希望の日時を選択する
公式サイトの中には、診療までの手順について文章や動画で説明がなされているので、比較的スムーズに予約できるように配慮されています。
産婦人科の方と電話で相談できる
マイピルでは電話での診療を受けられ、担当医師は全て産婦人科医です。
そのため、ピル以外にも女性ならではの悩みについて相談しやすい環境が整っています。
24時間受付のオンライン診療
マイピルでは、24時間、365日、土日祝日を含め年中無休でオンライン診療の予約を受け付けています。
ピルは緊急時に処方が必要となる場合がありますので、年中いつでも相談受付しているというのは非常にうれしいですよね。
学校や仕事などが忙しく、暇な時間を作れないという方にも優しいシステムとなっています。
マイピル オンラインの詳細情報
特徴 | ・簡単に予約可能 ・産婦人科の医師と電話で相談できる ・24時間受付のオンライン診療 |
魅力 | 簡単にピルのオンライン診療を受けられます |
予約方法 | Web予約はこちら 24時間受付 |
営業時間 | 24時間、365日 |
定休日 | なし |
住所 | オンライン診療のみ実施 |
アクセス | オンライン診療のみ実施 |
ピルに関するよくある質問
ピルは女性の身体を守るために非常に大切な薬ですが、市販では販売されておらず、手に入れるためには医師に処方箋を出してもらう必要があります。
そのためまだピルに対して馴染みがなく、多くの疑問を抱いているという方も多くいるのではないでしょうか。
ここで、ピルに関する様々な疑問の中から、特によくある質問についてまとめました。
それぞれの解答を把握し、ピルについての正しい基礎情報を身につけておきましょう。
ピルを飲んではいけない方はいますか?
ピルは誰でも飲める薬ではありませんので、飲めない方の特徴についてしっかりと把握しておきましょう。
以前ピルを服用してアレルギー反応を起こした方 |
乳がんや子宮頸がんなどの患者さんや、その疑いのある方 |
原因不明の異常出血がある方 |
妊娠中、又は妊娠の疑いのある方 |
授乳中の方 |
血栓に伴う病状がある方 |
重症の心疾患がある方 |
肥満度が高い方 |
1日15本以上の喫煙をする方 |
ピルの服用ができない方の主な特徴は上記のようになります。
ピルは血液が固まりやすい性質を持っていますので、血栓に伴う病気の方はピルの処方はできません。
また、肥満度が高かったり喫煙をしている場合、血栓症のリスクが通常よりも高くなるため、こちらもピルは処方ができなくなってしまいます。
また、医師に処方されても正しく服用をしないと重大な副作用が起きてしまうこともありますので、正しい服用を心掛けることが大切です。
ピルを休薬しても避妊効果は持続しますか?
薬を飲んでいないのになぜ避妊効果が保てるのかと疑問に思う方も多くいるでしょう。
休薬期間は、排卵が丁度終わった時期と重なります。
そのため、休薬期間中でも避妊効果が著しく下がってしまうということはありません。
しかし、もしも休薬期間の前後でピルの服用を忘れてしまったという場合、避妊効果は下がってしまいますので、妊娠の可能性が高くなります。
そのため、休薬期間に入る際や終わったときは、必ず忘れずにピルの服用をしてください。
また、ピルの休薬期間中に生理が来ないということもあります。
多くは体質や体の状態によって生理が来ないということが考えられますが、2周期続けてこないという場合は妊娠の可能性が高くなりますので、すぐに医師に診てもらってください。
ピルはほかの薬と併用しても大丈夫ですか?
風邪薬や頭痛薬はもちろん、塗り薬なども併用可能ですので、気にせず使用して大丈夫です。
しかし、ピルと病院で処方される薬の併用は、必ず医師に相談してから併用するようにして下さい。
処方薬の中には、ピルの効果を下げてしまうものや、逆に効果を強めすぎてしまい重大な副作用が出てしまうということもあります。
そのため、自己判断で併用することは絶対にやめ、ピルを飲んでいるということを医師に伝えて相談してから薬の処方をしてもらいましょう。
また、下剤の場合、薬の種類によっては下痢が生じてピルの成分が体に吸収されずに出てしまうということも考えられます。
心配な場合は、4時間以上間隔をあけて服用すると安心です。
ピルの使用に年齢制限はありますか?
年齢で見ると、およそ10歳から12歳程度から、閉経近くまで服用できます。
しかし、医師によっては40歳を超えた場合はピルの服用をストップさせるという場合もありますので、注意しておきましょう。
40歳を超えると血栓症のリスクが高まってしまうため、ピルの処方は難しいとされることもあります。
もし40歳を超えてピルを服用する場合、これまで以上にきめ細かな管理は必須と言えます。
また、50歳を超えた場合は閉経したかしていないかに関係なく、ピルの服用はできなくなります。
どのような場合でも、かかりつけの医師の指示に従い、正しくピルの服用をするように心がけて下さい。
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ピルの効果はいつからのまとめ
ここまで、ピルの効果について紹介しました。
ピルの効果の要点をまとめると、以下の通りとなります。
- ピルは高い避妊や生理周期のコントロール、ニキビの改善などの効果がある
- ピルを飲み忘れた場合は、「12時間以内→すぐに忘れた分を服用」「24時間以内→すぐに服用か翌日にまとめて2錠服用」「48時間→アフターピルも検討」
- ピルには、中用量ピル、低用量ピル、超低用量ピル、ミニピル、アフターピルなどがある。
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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