包茎で皮がむけないと病気になりやすい？包茎だとなりやすい病気を詳しく解説！

※包茎治療は、自由診療のため保険適用外です。

包茎とは？

そもそも包茎とは？

包皮は外から見えている部分である外板と、内側に折り返している部分である内板からなります。包皮は内板の折り返し部分が生理的に狭くなっているのが特徴です。

後天性の真性包茎は、亀頭包皮炎などを繰り返し発症することによって、包皮口が狭くなり起こります。仮性包茎は、包皮はめくれますが通常時は亀頭を覆っている状態を指します。日本人男性の8割はこの仮性包茎だといわれています。嵌頓包茎は、仮性包茎で亀頭露出をしたときに、亀頭の根元を包皮が締め付けて戻らなくなる状態を指します。以下に包茎の種類についてまとめたので、参考にしてみてください。包茎の種類特徴デメリット仮性包茎通常は包皮で覆われているが、勃起時は皮が剥け亀頭は露出される・包皮内に恥垢が溜まりやすく不衛生になりやすい
・刺激に敏感になり早漏になる
・炎症が起きやすく性病にかかりやすいカントン包茎手で包皮を剥くことはできるが、完全に剥くことができず、締め付け感が強く痛みが出る。包皮をむくと包皮の狭い部分が亀頭を締め付ける形になり元に戻らない状態・正常な性交渉が難しい
・細胞が壊死してしまう恐れがある真性包茎平常時も勃起時も亀頭が包皮に覆われて露出することができない・真性包茎のままだと気筒が発育せずに短小・先細りの原因になる
・悪臭を放つ原因になる
・正常な性交渉が難しい・性病にかかるリスクが高くなる包茎の診断方法包茎は基本的に視診と触診によって判断されます。後天性の包茎の場合は、糖尿病が原因の可能性もあるため、別途検査することもあります。子どもの包茎に関しては、基本的に治療はせずに様子を見ることが多いです。
ですが、排尿がしづらかったり、炎症を起こしたりした場合は包茎を治療することもあります。

包茎の抱える悩みとは？

包茎の悩み①恥ずかしい、コンプレックスに感じる

日本人は特に昔からそう思い込んできたものでもあります。
実際、男性の中では集団浴場などに行ったとき、浴場に入る前に皮をむいてから入る方もいます。
それだけ、男性同士であっても「包茎である自分」は隠したいということなのです。女性との関係上だとさらにこの「包茎である自分」が恥ずかしくなってきてしまいます。
そのせいで性行為に対して後ろ向きになってしまったり、性行為自体を避けてしまったりする方もいます。女性から見ても包茎の男性は嫌われやすい傾向にあるので、相手のために包茎治療を受ける方もいます。包茎の悩み②不衛生になりやすい

包茎の方は普段、亀頭が皮を被った状態であり、その皮の内部に汚れが溜まりやすいのです。ですので、常にきちんと清潔にしておくことを心がけないとすぐに不衛生な状態になってしまいます。

皮を被り不衛生な状態が続くことによって、さまざまな病気を起こしやすくなります。
最悪の場合、病気の頻発によって性機能にも悪影響を及ぼす可能性があります。
ですので、包茎の方はより念入りに陰茎を清潔な状態で保っておく必要があります。包茎の悩み③早漏、EDになりやすいさらに、真性包茎の場合はそもそも亀頭を露出することが出来ません。
無理に露出させようとすると痛みを生じることがあります。
そのため、その痛みから勃起することすら恐怖になり、勃起不全（ED）に陥ることがあります。
ですので、真性包茎であることによって、心的要因のED治療もしなければいけなくなることがあります。包茎手術のおすすめクリニック7選包茎治療を受けるにあたって、おススメのクリニックを7つ紹介します。メンズライフクリニック包茎治療を行っている医師によるハンドメイド手術メンズライフクリニックではクランプなどの器具を使わずに、ハンドメイド手術が行われています。
クランプを使用しないため、自然な仕上がりになります。メンズライフクリニックの治療費用

手術方法	費用
スタンダードカット	45,000円(税込)
デザインカット	165,000円(税込)
ハイパーカット	275,000円(税込)
ハイパーVカット	440,000円(税込)

メンズライフクリニック

詳しくは
こちらをクリック PR

上野クリニック24時間対応可能のケア体制上野クリニックのアフターケアは24時間体制で行ってくれます無料カウンセリングで気軽に相談できる上野クリニックのカウンセリングは基本的に無料で受けることができます。
なので、包茎の手術に付いてまずは詳しく知りたい、という方はカウンセリングを受けてみましょう。上野クリニックの治療費用

手術方法	費用	特徴
包茎手術 (ナイロン糸)	¥79,200~	縫合の際に、ナイロン糸を使用する手術です
包茎手術 (吸収糸)	¥110,000	縫合の際に吸収糸を使用するため、抜糸の必要がありません。

上野クリニック

詳しくは
こちらをクリック PR

メンズサポートクリニックデリケートな部分の治療はどうしても不安になりますよね。ですので、メンズサポートクリニックでは、24時間対応のサポートケアがあるほか、医療スタッフがすべて男性なので、ちょっとした悩みも相談しやすいです。また、カウンセリングは無料ですので、まずはお気軽に相談してみましょう。手術の費用5万円〜予約の方法web予約か電話クリニックがある場所新宿、横浜、名古屋、大阪特徴手術後、アフターケアは24時間対応してくれます。
また、スタッフは全員男性のため恥ずかしくありません

メンズサポートクリニック

詳しくは
こちらをクリック PR

ABCクリニックABCクリニックでも包茎の治療をおこなっています。中でも包茎手術というとどうしても費用が気になるという方も多いと思います。ABCクリニックでは無料のメール相談も可能なほか、明確で治療費用を治療前にご案内しています。手術の費用5万円〜予約の方法Web予約、メールなどクリニックがある場所東京、大阪、名古屋、仙台、札幌など全国に多数

ABCクリニック

詳しくは
こちらをクリック PR

皐月形成クリニック皐月形成クリニックでも包茎手術をおこなっています。皐月形成クリニックは包茎治療を専門に扱っています。傷跡が目立ちにくい仕上がりが可能になっているのも特徴の一つです。手術の費用5万円〜予約の方法Webの予約フォームか電話クリニックがある場所大阪、神戸、岡山などクリニックの特徴包茎治療を専門に行っているクリニックです

皐月形成クリニック

詳しくは
こちらをクリック PR

エーツー美容外科エーツー美容外科でも包茎手術をおこなっています。エーツー美容外科では患者一人一人にあわせたカスタムメイドオペレーションを展開しています。仕上がりについての希望も患者にあわせた形で対応してくれているので、こういった形で手術してほしいなどのイメージがある方にお勧めです。手術の費用6万円〜予約の方法Web予約などクリニックがある場所東京、名古屋、大阪、高崎などクリニックの特徴専門医の治療を受けることができます。

エーツ美容外科

詳しくは
こちらをクリック PR

東京ノーストクリニック東京ノーストクリニックでも包茎手術を行っています。東京ノーストクリニックでは、治療を受けた一人一人に対して無料のアフターケアを実施しています。また東京ノーストクリニックは全国に32店舗展開しているため、地方の方でも受診しやすいのも嬉しいポイントです。手術の費用3万円〜予約の方法Web予約などクリニックがある場所全国に32店舗クリニックの特徴ひとりひとりに向き合う丁寧なカウンセリング

東京ノーストクリニック

詳しくは
こちらをクリック PR

包茎だとなりやすい病気がある？

①亀頭包皮炎

亀頭包皮炎には細菌性と真菌性の2種類があり、発症する方の9割が細菌性といわれています。

真菌性との違いは赤みの強さで、細菌性の方が赤みが強いです。治療は塗り薬が基本で、症状が強い場合は内服薬が処方されます。 だいたい1週間から2週間で完治しますが、完治しない場合は真菌性の可能性があります。

真菌（カビ）が感染源で、免疫が弱ることで感染しやすくなります。

治療は抗真菌薬の塗り薬の処方が基本となり、炎症が強いと内服薬が処方されます。
完治までは1ヶ月から2ヶ月かかるとされています。
②閉塞性乾燥性亀頭炎

包皮の弾力や伸縮性がなくなることによって、徐々に皮が厚く硬くなっていきます。
それによって、包皮の先端が徐々に狭まってきて、閉塞されます。

その結果、痛みを感じるようになるため、亀頭を露出することを避けるようになります。
そして亀頭露出を避ける状態が続くことで包皮の先端が小さくなってしまいます。
最終的には、包皮の先端が小さいことで亀頭を露出できない真性包茎の状態になります。
真性包茎の状態が慢性化し、硬く白くなってしまった段階を閉塞性乾燥性亀頭炎といいます。

③尿路感染症

感染した場所によって、膀胱炎や腎盂腎炎に分けられます。
細菌が尿道から侵入し、膀胱に達することで膀胱炎を引き起こします。
膀胱の細菌が尿道を上がって腎盂(じんばん)に達することで腎盂腎炎を引き起こします。

検査は、尿検査で培養検査や細菌検査などをして、病院に行ってから3～5日後に診断されます。
膀胱炎の症状に加えて、尿に白血球があれば膀胱炎と診断されます。
発熱や腎臓に痛みがあることに加えて、同じように尿に白血球があれば腎盂腎炎と診断されます。④陰茎がん

60歳以上で発症することが多く、包茎が関係しているといわれています。
症状は、カリフラワー状に腫瘤ができたり、びらんや潰瘍(かいよう)が形成されたりします。
ですが、痛みは伴わないので包茎だと気付くのが遅くなることがあるので注意が必要です。診断は視診・触診のあと、病理組織検査・画像検査をして判断します。
治療はがんの進行具合によって変わってきますが、最悪の場合は陰茎を全切断する必要があります。

包茎の治療法について

①包皮翻転指導

むいたら必ず戻すことが条件となっていて、これはむいたままだと嵌頓包茎になってしまうことがあるためです。
ステロイド軟膏が処方されますが、使用は1ヶ月程度にとどめておきましょう。
多くの場合は、この包皮翻転指導によって包茎は改善が見込めます。
ですが、真性包茎・嵌頓包茎・重度の仮性包茎の方や治療が無効だった場合は手術での治療が必要です。②包茎手術

亀頭直下埋没法は亀頭のすぐ下のところを切開し、包茎を改善する手術になります。
この亀頭直下埋没法は高い技術が必要になるため、この手術を受けるときは病院選びが重要になります。亀頭直下埋没法のメリット・デメリットをまとめました。参考にしてみてください。メリットデメリット・傷跡が目立ちにくい
・衛生状態が良くなる・健康保険が使えない
・施術料金が高い
・技術力に差が出る
・カントン包茎の人は受けられないこともある環状切開法は陰茎の中央をリング状に切開する手術です。亀頭直下埋没法のメリット・デメリットをまとめました。参考にしてみてください。メリットデメリット・泌尿器科でも手術できる
・包皮小帯(裏スジ)を残すので感度が低下しない
・失敗するリスクが低い・ツートンカラーになり見栄えが悪くなる根部切開法は陰茎の根元を切開する手術です。
この根部切開法は真性包茎や嵌頓包茎の方は受けられません。
陰茎の根元を切る手術なので、亀頭に問題を抱えている場合は改善されないためです。
仮性包茎の方の中でも、さまざまな条件をクリアした方にのみ施術するとしている病院もあります。
メリットデメリット・ペニスの根元の部分を施術するため自然に剥けたような仕上がりになる
・淫網に隠れるため傷跡が分かりにくい・真性包茎、カントン包茎には行えない包茎だとなりやすい病気についてのまとめ

※包茎治療は、自由診療のため保険適用外です。

ここまで、包茎の基本的知識やなりやすい病気について解説してきました。
以下に包茎がなりやすい病気について要点をまとめておきます。

• 包茎には仮性・真性・嵌頓の3種類がある
• 包茎が恥ずかしいと治療を受ける方も多い
• 亀頭包皮炎や尿路感染症などの病気は包茎の方がなりやすい
• 包茎の治療には包皮翻転指導と手術の2種類がある
• 仮性包茎の場合、治療は自費で受けなければならないことが多い

これらの情報が皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。