病院へ行く目安
しばらく様子を見る
子供がお腹を痛がっていたとしても、普段と変わらず元気食欲があるようならしばらくは様子を見ます。ただし、数日間も症状が続いている時は一度診療時間内に病院を受診するようにしてください。
すぐに病院へ行く
万が一、次のような症状が現れている時はすぐに病院を受診するようにしましょう。夜間や休日であれば、救急病院や往診サービスを利用すると良いでしょう。
● 夜間にも腹痛があり眠れない
● 時間とともに痛みが強くなる
● 腹痛だけではなく下痢や嘔吐もみられる
● 顔色が青く、呼吸が苦しそう
● ぐったりしている
子供がストレスを感じているときの症状は?
身体的、精神的など様々な症状が現れます。
身体的な症状
子供が重いストレスを感じている時は、腹痛以外にも頭痛や下痢、嘔吐、動悸、睡眠障害など身体的にも症状が出ることがあります。
精神的な症状
身体的な症状以外にも、イライラしやすくなる、気分が落ち込みやすくなる、集中力が低下する、やる気が無くなるなどの症状が出ることがあります。
考えられる原因は?
子供も大人と同様に、日々の生活の中でストレスを感じています。幼児期と学童期で原因は異なります。
幼児期(0~5歳)
幼児期は日常生活でのコミュニティが狭く、精神的にも未成熟なので、主に親や兄弟との関係がストレスの原因となることが多いです。
学童期(6~12歳)
小学校に入学すると、友人や教師などコミュニティの幅が広くなるので、家庭内や学校生活、人間関係などストレスを感じる原因は大人と変わらなくなっていきます。
子供がストレスを感じている時の対処法は?
子供が感じているストレスを発散するためには以下のようなことをしてあげることが大切です。
子供の話を聞く
子供は抱えているストレスをママやパパに話すことで解消しようとしています。そのため、嫌なことや不安に思っていることなどを日常生活の中で引き出してあげると良いでしょう。
好きなことをとことんさせる
興味関心のあることを始めると、楽しみを通してストレスが解消されることがあります。友達や親しい人と遊ぶ時間を増やしてみるといいでしょう。
外で運動させる
体を動かすことはストレス解消につながるので、普段から外で思いっきり運動したり、自然の中で遊んだりする機会を作っておくと良いでしょう。