赤ちゃんが38度に発熱しているのに手足が冷たい理由は？
細菌やウイルスが体の中に侵入してくると、体の免疫反応で細菌やウイルスをやっつけるために体温を高めます。
赤ちゃんが発熱しているのに手足が冷たい理由は、まだ熱が上がりきっていないからなので、無理に熱を下げようと、解熱剤を使用することはできるだけ控えてください。
赤ちゃんが38度の発熱で手足が冷たいときに病院へ行く目安は？
しばらく様子を見る
発熱していても、普段と変わらずに食欲や元気があり、夜に眠ることができているときは、しばらく様子を見ましょう。
ただし、生後3ヶ月未満の赤ちゃんは体の機能が未発達なので、38度以上になった場合は、すぐに病院を受診してください。生後3ヶ月以上の赤ちゃんでも、39度以上の発熱が続くときは、早めに病院を受診しましょう。
すぐに病院へ行く
赤ちゃんが発熱しており、次のような症状が出ているときは、すぐに病院を受診してください。夜間や休日なら救急病院や往診サービスを利用すると良いでしょう。
● ぐったりしている
● 呼びかけても反応がない
● 呼吸が苦しそうで、顔色が悪い
● 水分が摂れておらず、脱水症状がでている
赤ちゃんが38度の発熱で手足が冷たいときのホームケアは？
手足が冷たい
発熱をしていても、まだ熱が上がりきってはいないので、できるだけ厚着をさせ、体温を下げないようにしてください。寝るときは布団の枚数を増やしたり、エアコンの温度を上げると良いでしょう。
手足が温かい
手足が暖かくなると熱が上がりきったサインです。少しずつ汗もかいてくるので、こまめに下着を替えてあげたり、タオルで拭いたりしてあげましょう。
食欲がないようなら無理に食事を摂る必要はありませんが、食べられるようであれば、ゼリーやお粥といった消化の良いものを摂ると良いでしょう。
また食欲がない場合でも、脱水症状を防ぐために、こまめに水分は補給するようにしてください。また汗をかくと口の中が乾燥して炎症が起きやすくなるので、食事ごとに口の中もきれいにしてあげてください。
赤ちゃんが38度に発熱して手足が冷たいときの注意点は？
手足が冷たいときは、熱が上がりきっていません。このときに体温を下げると、かえって症状が悪化することがあるので、解熱剤を使用して体温を下げることはできるだけ控えましょう。