BCGワクチンとは|接種時期や回数、効果、副反応

BCGワクチンとは?

BCGワクチンを接種することで、結核の感染や感染した場合の重症化することを予防することができます。

結核とは?

結核菌に感染することによって発症する病気で、咳や痰、微熱などが長く続くことが特徴です。進行すると肺炎や呼吸困難など重篤な症状へと進行する可能性があるため、注意が必要です。

BCGワクチンを接種する費用は?

BCGワクチンは「定期接種」と定められており、各自治体が接種費用を負担しているので、子供が満1歳になるまでであれば無料で接種することができます。

1歳以上でワクチンを接種する場合は自費診療となり、地域にもよりますが5,000円程度で受けることができます。

費用を補助してくれる自治体もあるので、一度病院や自治体に確認しておくと良いでしょう。

BCGワクチンを接種する時期・回数は?

ワクチンは生後0ヶ月〜1歳未満のうちに1回接種するように定められていますが、日本小児科学会によると生後5ヶ月から8ヶ月未満のうちに接種することが推奨されています。

接種の時期は子供の状態によっても変わるので、一度かかりつけの医師に相談しましょう。

BCGワクチンの副反応や注意点は?

副反応

BCGワクチンを接種してから2週間ほど経った頃に、針の跡と同じ箇所が赤く固くなったり、化膿したようになったりします。接種してから5〜6週目頃にはかさぶたができた後に特徴的な跡を残して症状が落ち着きます。

その他にも気になる症状がある場合は、念の為に接種した病院に連絡して相談しましょう。

注意点

接種日に37.5度以上の「明らかな発熱」がある場合は、ワクチンを接種することはできません。

また過去に予防接種を受けた後2日以内に発熱や全身性発疹などのアレルギーを疑う症状が現れた事がある人、けいれんの既往歴がある人は接種前にかかりつけ医に相談する必要があります。

その他にも何かわからないことがあれば、かかりつけの病院に相談しましょう。