子供が鼻血を出したときの対処法
下に向いた状態で血が出ている側の小鼻を10分程度押さえます。それでも血が止まらない場合は、氷などで目の間を冷やしましょう。
万が一15分程度止血しても血が止まらない場合は、すぐに病院を受診してください。
子供が鼻血を出したときに病院へ行く目安は?
しばらく様子を見る
止血を行い、鼻血以外に明らかな症状がないか確認しましょう。鼻血以外に目立った症状がない場合はしばらく様子を見ます。
病院へ行く
以下の症状が出ている場合は、すぐに病院へ行きましょう。夜間や休日であれば、救急病院や往診を利用してください。
● 止血を行っても30分以上鼻血が止まらない
● 頭を強く打って鼻血が出た
● 1週間に3回以上鼻血が出る
● あざが手足に頻繁にできる
● 歯茎からも出血する
子供が鼻血を出したときにやってはいけないことは?
鼻血をできるだけ早く止めるために、いくつか注意が必要です。
顔を上に向けない
上を向くことで鼻血が気管に流れ込み、咳き込み、ひどい場合は嘔吐することもあります。
興奮させない
興奮して体温が上昇すると血流が多くなり、止まっていた鼻血が再び出ることがあります。このときは血が止まりにくいので、鼻血が止まった後もしばらく安静にさせましょう。
夏場やお風呂に入った時は体温が上昇して、同様に鼻血が出やすい状態になっているので注意が必要です。
子供が鼻血を出す原因
鼻をいじった時に、鼻の入口付近の毛細血管が傷ついて鼻血が出る場合がほとんどの原因です。
一度傷ついた粘膜は再び鼻血が出やすい状態になっています。繰り返し鼻血が出る場合は一度病院を受診してください。
鼻血を予防するためにできること
風邪やアレルギー鼻炎が原因で鼻をいじることもあるので、鼻水などが出ている場合は早めに治療を行いましょう。
また、定期的に子供の爪を短く切り、鼻をいじったとしても傷がつきにく状態を維持してください。