病院へ行く目安
しばらく様子を見る
咳が出ても少しすると治まり、普段と変わらず元気食欲があり、水分を取れているようならしばらく様子を見ましょう。
ただし、咳が2週間以上続いていたり、発熱や鼻水も出ているようなら一度診療時間中に病院を受診するようにしましょう。
すぐに病院へ行く
万が一次のような症状が見られるようなら一度病院を受診するようにしましょう。
● 犬やオットセイのような低い音の咳をしている
● 息苦しそうで、肩を上下させた呼吸をしている
● 咳が続いて顔色が悪く、ぐったりしている
● 呼吸すると「ゼーゼー」音がする
● 咳が長引いて眠れなかったり、飲食ができない
咳が出ている時の対処法は?
横になっていると咳が出やすいため、咳が出ていて眠れないようなら、縦抱っこをして上半身を起こすようにすると呼吸が楽になりますよ。
またその際に、少しずつでも構わないので飲み物を飲むと喉が潤い楽になります。
考えられる原因は?
ウイルスや細菌の感染が原因
RSウイルス感染症や百日咳、クループ症候群、上気道炎など細菌やウイルスの感染が原因で喉に炎症が引き起こされるために咳が生じます。
症状が進行すると気管支炎や肺炎などを引き起こす可能性があるので、2週間以上咳が続いているようなら一度病院を受診するようにしましょう。
ウイルスや細菌の感染以外の原因
ハウスダストや特定のアレルギー物質を体内に取り込むことで全身にアレルギー症状が生じ、鼻水やくしゃみ、咳などの典型的な症状が現れます。
アレルギー以外にも、慢性的に炎症が生じている場合は気管支が狭くなっているので咳が出やすくなることがあります。
赤ちゃんが咳をするときの自宅でのケア方法は?
部屋をこまめに掃除する
ハウスダストやホコリなどが刺激となって咳が出やすくなるので、できるだけこまめに掃除を行うようにしましょう。
部屋の乾燥を予防する
鼻や喉の粘膜は通常適度な水分を保った状態となっています。乾いた空気を吸い込むことで粘膜が乾燥し、咳が出やすくなるので特に冬場は注意しましょう。